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産み殖えて時代を嗤へギンヤンマ [花と昆虫]

ginyanma5_1.jpg 残暑と天候不順。待てど、爽やかな秋は来ぬ。クーラーの部屋での読書に飽いて、久々のポタリング。さて、どこに行きましょ。そう、唯一行き残した都心公園・目黒「自然教育園」にGO。早朝散歩ならぬ早朝ポタリングに丁度良い距離。

 深山幽<沼>の趣。見通し良く管理された公園に比し、鬱蒼とした森のまま。足を踏み込めぬ沼。江戸時代は下屋敷、明治は火薬庫から白金御料地で、今は全域が天然記念物&史跡とか。で、そこで見たんです。ギンヤンマ産卵中。♂の腰の鮮やかなブルー、♀は熟れた赤。

 子ども時分には普通にいたギンヤンマ。その名も懐かしい。コンクリートと自動車疾走の都会の片隅で、未だ生き残っていた。カワセミやコゲラは殖えて、都心公園の彼方此方で姿を見ることができるようになったが、トンボもまた頑張っている。今なお高層ビルが建ち続け、よせばいいのに未だ熾烈な競争展開の日本人。そろそろ貧しくも豊かに生きることに戻ってもいいように思うのだが。 <産み殖えて時代を嗤へギンヤンマ>


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