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山雀や秘めた実出して春を待ち [新宿御苑の野鳥]

yamagara3_1.jpg 過日、カワセミのダイブを見ていたら、そこに二羽のヤマガラが水を呑みにきた。「おや、今年の新宿御苑にはヤマガラ(山雀、シジュウカラ科)が多いのかしら」。

 そう思っていた昨日のこと。忙しそうなヤマガラを見ていたら、切株の下から、小さな木の実を引っ張り出した(写真下)。別の場所では、大きな木の樹皮の間から茶色の実を引っ張り出すシーン(写真上)を見た。ヤマガラは昆虫、クモ、果実を食うそうだが、冬季は木の実が多い。その実を樹皮の穴などに蓄える習性があって、これを「貯食」と云うそうな。

 鳥好きの老人らが屯する場では、概ねヤマガラは餌付けされている。新宿御苑ではそんな光景がないから、自然な生態を見ることが出来たのかもしれない。春の繁殖期には新宿御苑を去って行くのだろうか。

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