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下町や業平タワーに惹かれこぎ [新宿発ポタリング]

tree1_1.jpg きのうの続き。・・・夏場所で賑わう両国・国技館の向こうに東京スカイツリーが聳えていた。惹き寄せられるように、ツリーに向かって自転車をこいだ。

 2年前の春、かかぁと濹堤お花見に行った際に「行ってみようじゃないか」とスカイツリーを目指して歩いたことがる。まだ第一展望台が出来る前で、業平辺りは工事現場の様相。2年振りに訪れた「業平」はかくのごとく変貌していた。「業平橋」駅も「とうきょうスカイツリー」駅になった。表題句は季語なしも「業平忌」(5月28日)が夏の季語で、「業平」を強引に季とした。さて、未だ「東京タワー」にも登っていないあたしに、スカイツリーに登るチャンスがありましょうか。

 両国橋を渡った隅田川の散歩道・壁面に、昭和29年の言問橋上空から上流に向かって撮った「隅田川ボートレース」の絵葉書(写真下)があった。左側が吉原に抜ける今戸川か。焦土から立ち上がったばかりの下町で、高いビルはない。

sumidagawa1_1.jpg 昭和29年は、日本中が力道山VSシャープ兄弟のプロレスに湧いていた。あたしは近所の板橋と北区の境界の改正道路際の街頭テレビか、ソバ屋のテレビで入場料換わりのヴャリースオレンヂを握りしめて観ていた。東京タワー竣工はまだ4年も後。ポタリングも遠くまで行くと帰りが辛い。振り返るも永い人生を振り返りつつ家路のペタルをこぎ続けた。


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