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オオタカぞ獲物掠めのカラス追ふ [私の探鳥記]

 目下、我が家にコッカースパニエル犬種「オッちゃん」が居候中。共稼ぎ若夫婦のマンション暮しで 留守番が日常ゆえに朝、昼、夕に散歩に連れ出している。えぇ、ブログをやるほど閑がありますんで。「いざ、野生よ甦れ」とばかりに老体に鞭打ち犬と小走り。そんな一月二十二日の昼下り、得難いシーンを見た。

 

散歩地は箱根山・戸山公園。その早稲田寄りで長玉のご婦人が「まだ啼かぬがウグイスがいる」といった辺りの前方で、突然の羽搏き音とドサッと何やらが落ちる音。落下点に眼を凝らせば、おぉ、オオタカらしきがムンズと獲物を仕留めての着地。餌食はハトか。一瞬後に獲物を掴み直し、慌ただしく飛び立った。なんと、それを追って二羽のカラスが追撃した。三羽は低空飛行のまま林奥(女子学習院内)に消えた。

 

 同地で別の長玉の旦那に訊けば「それで一時はハトの数が減り、オオタカも姿を消した。ハトが殖えて再び来たってワケだ」。こんな時に限ってカメラを持参せず。いや、余りの突然でフォーカスは出来まい。逆に脳裏に忘れ得ぬシーンとして焼き付いた。

 

 同地の友にそれを話せば「大蛇(巨大アオダイショウ)もいる」の話で盛り上がる。新宿に残る原初か、はたまた甦りつつある野生か。

 

 細川都知事候補は演説で、人口学者の説をひいて100年後に日本の人口は江戸時代に近い4千万人になると言った。ウィキペディアを見ると、明治3年の日本の総人口は3千400万~3千300万人で、江戸・東京は諸説あるも150~200万人都市だったらしい。新宿は大久保、まぁ、至るところ原野あり。箱根山・戸山公園は広大な尾張藩下屋敷だった。


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