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水温みこれを最後か鶸いづこ [新宿御苑の野鳥]

kawarahiwa1_1.jpg 向こうのカワラヒワにピントを合わせたら、手前のヒワが突如、翼を広げて鮮やかな黄色を見せてくれた。

 ピンずれの写真を撮ってしまった場合は、よりよい写真を撮るべく現場通いをすればいいが、そこまでの気はない。「あぁ、この冬も新宿御苑のこの池にカワラヒワの群れが来たかぁ」と分かれば、それで充分なんです。

 今までは氷が張ってい、僅かに溶けた所で水を呑んでいたが、水温む季節を迎えて、ヒワ(鶸)らは何処へ旅立って行くのだろう、と詠んだ。ムムッ、「水温む」と「鶸」で季重ね。しかも春と秋の季語。さぁ、どうする・どうする。 水温み池の鳥らも舞台替へ


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