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不思議なり精子が泳ぐイチョウかな [花と昆虫]

icyounome2_1.jpg またエッチっぽい句だな。桜満開と同時に、多くの花や葉の堅い蕾も一斉にほころび出した。写真は銀杏の若苗の葉の芽。昨年、種から発芽した幾本かを拾って鉢植えに。悪戯心でニ本の苗をクルクルと絡めたら、そのまま固まって変わり銀杏になった。そして今春の発芽。さてどの芽を摘んで、どの芽を伸ばしましょう。お爺さんになると、こんな意地悪な遊びをするんですねぇ。

 で昨日、銀杏は精子で受胚と知った。自転車で桜伝いにさまよって「小石川植物園」に辿り着いた。早くも満開の桜に花見客で混雑していたが、大銀杏に石碑と看板あり。石碑には「精子発見六十年記念 昭和三十一年」。看板には「1896(昭和29)年、平瀬作五郎はこの雌の木から採取した若い種子において精子を発見した。それまで種子植物はすべて花粉管が伸長し造卵器に達して受粉するものと思われていたので、この発見は世界の学界に大きな反響を起こした。」

 同植物園には裸子直物のソテツにも「精子が存在することを池野成一郎が発見した」なる看板あり。銀杏と蘇鉄はいったいどのように射精し、精子が雌内にもぐり込むのだろう。春のクエスッチョンです。(ネットでNHK「ミクロワールド」の「精子が泳ぐ イチョウの不思議」映像あり。これを見ると不思議の全てがわかります。)


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