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スーパー9、路線6、図書館3 [暮らしの手帖]

 土曜日朝刊に、スーパーマーケットのチラシが七店。徒歩圏内のスーパーを指折れば九店舗。先日、若松町「ライフ」へ初めて行った。広く食品大充実。二階は日用品売り場。ついでに若松町「マルダイ」ヘ。店員介入なしの清算マシーンに驚いた。徒歩数分で「三徳」「生協」だが、散歩も兼ねるゆえに他七店に足を運ぶ。さらに言えば魚は小田急ハルク地下「北辰」、野菜は朝採れ「地産マルシェ・小滝橋店」へ自転車を駆る。

 交通面は、徒歩数分で副都心線・大江戸線の「東新宿」駅。戸山公園を縦断して東西線「早稲田」駅。大久保通りで山の手線「新大久保」駅と中央線「大久保」駅。西武線は「高田馬場」。明治通りと大久保通りに都バスも走っている。

 あたしには食や足より重要は書籍で、徒歩十分圏内に「新宿中央図書館」「戸山図書館」「大久保図書館」。蔵書せぬ主義ゆえ、三図書館が自分の書棚と思って活用している。

 それだけ人口密度が濃い。住宅ビルは空に伸びる。大都市集中化と地方市町村の過疎化。地方に「買い物難民」がいれば、都心の昼時は「ランチ難民」「カフェ難民」がいる。

 みんな東京に集まる。テレビ・キー局で働く人、出演する人のほとんどが地方出身者で、紙媒体も同じだろう。芸人成功者は東京一等地の豪邸暮らしで、成り上がり途上の芸人らがテレビに出まくっている。下町のオバさんがテレビのインタビューに応えて言った。「あたしゃもぅテレビは観ないよぅ。だって今は東京の人が出ていないもん」。東京集中化で人が街が組織が日本が、急速に変わって行く。

 下町の祭りで、江戸っ子が神輿を担いでいた。まだ東京っ子、江戸っ子が多そうだが、下町にも高層ビルが建ち続き、やがては新宿辺りと同じになろう。東京生まれより、地方出身者が多くなり、少子化も止まらない。東南アジアの皆さまが大声で闊歩し、我がマンションも半分が外国の方。商店街スピーカーも異国語。副都心は早やコスモポリタン、経済はグローバル。

 失われゆく江戸の面影に、恋しさが募る。さぁ、明日は下町に江戸を探しに行こっ。


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