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老いの秋手を描きみて神と知り [スケッチ・美術系]

tesketrh_1.jpg 隠居の身となって、初めて「手」を描いてみた。「ハハァ~ン、手はこう動いて、こういう形になるんだ」。そう思い、己の手もしげしげと見れば、改めて、その微細で自在な動きに感心する。これは〝神の領域〟だろうと。

 すれ違う他人の一瞬の手の形にも眼が行ったりする。同じく歩く、走る、投げる。物を食い、消化し、エネルギーを得て、生きる、働く、考える。いい奴も悪い奴も〝聖なる〟手、肉体を持っている。

 そこに気付いただけでも、下手なりに手を描いてみた価値はありそう。


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