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亀山「さえきりて長閑に見ゆる亀山の~」 [狂歌入東海道]

47kameyama_1.jpg 第四十七作目は「亀山」。狂歌は「さえきりて長閑に見ゆる亀山の松の羽をのす鶴の一こゑ」。今回は手前判読経緯を記す。まず書き出しはミミズ風で、一字一字をどこで区切るかがポイント。そこに留意して「さえきりて」と読む。さて「冴えきりて」か「遮りて」のどちらだろう。「て」は「天」のくずし字(変体仮名)。次は「長」+「門構え+木=閑」で長閑。「耳」の変体仮名の「に」。

 「見・由(ゆ)・る・亀山の」。「松・尓(に)・羽。を・の・春(す)」。「のす」が馴染無いゆえに古語辞典をひく。「のす=乗す、載す」。「鶴」が読めなかったが「鳥」のくずし字を知っていたので「鳥」の項をくずし字辞典でひく。旧字の「靏」とわかった。「鶴」と来れば「ひとこえ」と続く。

47kameyamaup_1.jpg さて「亀山宿」です。あたしンちの液晶テレビはシャープ「AQUOS」。今も「世界の亀山モデル」のシールが貼ってある。かつてのCFで「亀山工場」映像が流れていたが、同社は凋落して台湾の「鴻海(ホンハイ)」に買収された。同工場は「亀山駅」西5㎞に建っているらしい。絵の左に亀山城の惣門を行き来する旅人らが描かれている。(間違った記述があったので、以下を割愛)


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