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広重をiPhone6sで遊ぶ [狂歌入東海道]

ukiyoezensin_1.jpg 7月1日に軽い気持ちで始めた「狂歌入東海道」の〝狂歌・くずし字〟遊びだが、丸四ヶ月を過ぎたのに、未だ京に辿り着けない。その間に私事はさまざま。その一つは〝ガラゲーをスマホ〟に換えたこと。

 ツイッターとかインスタグラムとか、スマホでゲームや音楽にも興味はなし。だが街に出れば、電車に乗れば、まぁ全員とは言えぬも人々はスマホで〝何か〟をしている異様な光景が展開。未だ満足にしゃべれない孫までもが親のスマホをタップ、スワイプする見事な手つきよ。

 「そろそろ換え時かなぁ」。当ブログへのアクセスもスマホからの閲覧が増えた。パソコン想定の長文ブログは、スマホではどう見えるのだろうか。そんな話を息子に言えば「iPhone6s」&格安セッティングをしてくれた。

 で<ハマっちゃったんです> スマホの電話操作を覚える前に〝スマホで絵を描くこと〟に。専用アプリではなく「メモ」の手描き、「写真」のマークアップ、「メール」のフリーハンドそれぞれに違った機能で〝お絵描き〟が出来る。

 iPhone6sの液晶画面は4.7㌅。横幅が指三、四本分。その小さな画面に太い人差指を擦れば、0.5㍉ほどの線が描ける。指のどの辺から線が出て来るか予測不能。そのままならぬ結果が〝ヘタウマ風な絵〟または〝絵葉書風な絵〟を生む。思惑外れ、ズレ効果の線が面白かった。

kataguruma5_1_1.jpg だが指では余りに塩梅が悪く、ビッグカメラでタッチペン2種を買ったが、使いものにならず。近所のドンキで別の2種を入手。580円の固い6㍉程のラバー製ペンがなんとか使えた。6㍉丸ペン先から0.5㍉ほどの線で、多少は精度向上だが、あのズレ感は失われない。

 調べれば「スマホ」用〝お絵描きアプリ〟もある。さらに「iPad+Applepencil」の組み合わせもあり、本格的には「ペンタブレット+PC」でアニメ作家や漫画家らのようにデジタルお絵描きの世界へと広がるらしい。

 だがそこまで行くと、あの〝ままならぬ・まどろっこさ・ズレ感〟は失われる。また小液晶画面ゆえ細かく描けず、勝負は簡略線という点も面白い。当分はコレで遊んでみようと思った。

 「狂歌入東海道」より〝鉢巻きの馬方〟と〝川渡りの肩車〟(当時のご婦人は下着なしゆえ恥ずかしかっただろう)を描いてみた。顔の鼻や眼はピンチアウト(拡大)して勘で描き足した。


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