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大江戸骨董市の掘出し物 [暮らしの手帖]

REGALpen_1.jpg 過日、自転車で代々木公園ケヤキ並木「大江戸骨董市」へ行った。ガラクタ文鎮をいろいろ買った。その中に「龍の置物」(値札2,000円)に「REGALペン立て」を抱き合わせで「2,500円で持ってけぇ~」と店主。

 家に戻って「REGALペン立て」を検索すれば、なんとヤフオクで6,800円の落札。その紹介文は「REGALウエスタンブーツ型ペン立て、真鍮製、アンティーク珍」。それをまぁ、500円で入手したことになる。

 さらに調べれば1976年より靴購入者へのノベルティーとして作られたもので、製造は「吉田三郎商店」とのネット情報あり。それなら骨董と云うほどの古さもない。

 骨董の価格は〝あってないようなもの〟と知るべし。某店でネズミの文鎮がガラスケースに入っていた。「名のある人の作かえ」。店主はばつが悪そうに「いえ、実にいい形をしているじゃないですか」。青空骨董市の価格は店主の主観ってこと。数十万、数百万の骨董はいざしらず、貧乏隠居の小遣い程度の骨董売買は愉しいお遊びです。

 写真の通り汚れたままの「REGAL」を「PIKAL(ピカール)」で磨き、40年前の黄銅色の輝きを甦らせつつ、思わずフフッと笑ってしまった。今は金ピカになって、iPhone用タッチペンがぴったり収まっている。

 さて、買い込んだガラクタ群を並べ見れば、早くも「ガラクタ」は卒業したい気分になってきた。今後の文鎮蒐集は〝お気に入り厳選〟かな。実は同骨董市で逸品を見た記憶あり。それは緩く歪曲した金板の上にカモノハシの精緻な銀彫刻が載っていた。西洋文鎮(ペーパーウエイト)にもいいものがあると知った。

 次は、ガラクタ群のなかの〝超ガラクタ〟の幾つかを紹介したい。(続く)


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