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そして古希の〝おまさ〟 [スケッチ・美術系]

omasa1.jpg Windows「ペイント」で鬼平、盗賊を描けば〝女隠密・おまさ(梶芽衣子)〟も描きたくなった。「ペイント」三回目で、少し慣れてきた。

 しかし年増密偵の艶を発揮の〝おまさ〟だったが、描いているうちに婆ぁになってしまった。それも過日放映の最後の「鬼平犯科帳」テレビ放映のためだろうか。中村吉右衛門〝鬼平〟をはじめレギュラー出演陣の、まぁ歳を召されたことよ。声が出ない、声と肌に艶がない。無理をしてはいけません。

 ちなみに彼らの年齢を調べてみた。全編(27年間)出演の〝おまさ〟は、なんと古希を迎えるとか。昭和22年、神田生れ。おや、新宿生まれの我がかかぁと同年だ。吉右衛門が昭和19年、麹町生まれ。あたしと同い年だった。

 同年生まれの粂八(蟹江敬三、江戸川区生まれ)は3年前の69歳で亡くなった。昭和24年、中央区生まれの彦十(江戸屋猫八)も、昭和10年生れの筆頭与力・佐嶋(高橋悦史)もこの世にはいない。

 昭和20年、東京生まれの大滝の五郎蔵(綿引勝彦)は大病を克服して頑張ってい、与力仲間から〝いじられ役〟の若い木村忠吾(尾美としのり、目黒区出身)にして51歳。もう〝いじられ役〟は似合わない。

 それにしても、東京生まれの俳優陣がよく揃っていた。東京弁が自然に使える方々ばかりだったが、今はそれも望めぬ時代だろう。東京生まれは東京在住者の半分にも満たないとか。芸人も電波・活字媒体関係者も然り。小生は新宿・大久保在住だが、街をすれ違う人々の言葉は外国語も多い。

 振り返れば小学生時分は、教室の後ろまで机がビッシリで1クラス5、60名。それが1学年で10組まであって、当然ながら全員が東京生まれだった。東京の人口は2050年まで増え続けて1398万人へ。一方、日本の総人口は今年秋で1億2692万人。前年より16万人減で、すでに減少傾向が始まっていて、約100年後には僅か4286万人(将来推計人口)になるらしい。

 〝おまさ〟をWindowsで描きつつ、東京いや日本の明日は、どう変化してゆくのだろうと思った。


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