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プラタナス並木を描く [スケッチ・美術系]

platanus1_1.jpg 最初に描いたのは日本最古のプラタナス巨木だが、次に大木戸門方向の「プラタナス並木」を描いた。ベンチに座ると、並木の陰と陽が交互に続くのが面白いと思った。

 昔、ここのプラタナスの穴にワカケホンセイインコが出入りしていたのを見たことがある。

 プラタナス並木と云えば『鈴懸の径』。立教大キャンパスの〝鈴懸の並木〟から佐伯孝夫が作詞で灰田勝彦作曲。あたしは4ビート・アレンジの鈴木章治のクラリネット、平岡精二のヴィヴラフォンが好きだ。

 御苑のプラタナス並木の秋の風情もいい。プラタナスの大きな落葉が、ベンチを埋めるかのように降り積もる。

 昔、某有名写真家が某のジャケット写真をここで撮った。〝早撮り〟の彼のこと、苑の許可なしでサッと撮ったらしいが、子供時分から御苑を知っている者には〝あぁ、この写真の木はあの木だなぁ〟とわかる。そう指摘すると彼は頭を抱えた。某の名は言えぬ。

 そんな鳥や歌や写真家のことなどを思い出しつつ、この絵を描いた。途中で投げ出そうかと思ったが、最初に描いたベンチの板の線(角度)が良かったので最後まで頑張れた。さて、3枚目はどこで描こうか。(苦手の風景スケッチ克服記2)

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