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南海トラフ地震に備えて避難訓練を [週末大島暮し]

moeruizu2_1.jpg 島滞在13日中、晴れた日が二日ほど。富士山が見えたのも一瞬だった。伊豆半島に沈む夕陽も楽しめなかった。サンセットパームラインを車で走っていたら、婆さんが言った。

 「おまいさん、伊豆半島の至る所から噴煙が上がっているよぅ」。昨今の天変地異から、そう思ってもおかしくない〝雲行き〟。そう云えば小松左京『日本沈没』は、三原山噴火から天城山も噴火して大島が沈没。やがて日本沈没へ。これはフィクションだがら良いが、「南海トラフト巨大地震」の発生確率30年以内に70~80%と発表されたのは、とても辛い。

 伊豆大島の「防災の手引き」によるとマグニチュード9クラスの駿河湾から紀伊半島沖にかけて津波が発生した場合、伊豆大島の津波の高さは15~16mらしい。

kainatu1_1.jpg 我がロッジ前、ケイカイ磯際の道路に「海抜5m」表示がある。万立にも昔の津波注意看板があって、これは北斎の「神奈川沖波裏」の絵付きで、肝心の海抜表示なし。標高を調べる術もなく、危機感もない時分の設置だったのだろうか。

 今はちなみに「地理院・標高がわかるWeb地図」があって、瞬時に特定地の標高がわかる。ロッジは16.8㍍と表示されたが、本当のところはどうなのだろう。

 大島町・避難マップ「北の山と岡田新開編〝高台に逃げんべぇよ〟」も見て判断するに「モウ沢」は崩壊危険もあろうから、怖いが一度海岸道路へ出て飛行場方向へ逃げるのが良さそうだ。今度、島に行った時に婆さんと避難訓練をしておこう。それには老いた身体に俊敏性が求められのだが~。

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