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国立競技所を「バベルの塔」へ [暮らしの手帖]

kokuritu5_1.jpg 「スマホの歩数計」が、10月末であと少しで8万歩越えゆえ、新宿伊勢丹を越えて千駄ヶ谷まで歩いた。国立競技場の全貌が現われ始めていた。「あぁ、凄い建物を造っているなぁ」と巨大さにワクワクした。

  10月初旬に検査院が「オリンピック予算3兆円越え」と指摘。いや、実際は4兆円越えとの声もあり。

 五輪後に負の遺産もあろうが、誰も責任はとらないだろう。福島原発の責任も誰もとらない。呆れた財務省トップの責任もなしの、それはそれは〝美しい・美しい日本〟です。

 加えて安倍政権の「米製兵器ローン残高5兆円」で、それら兵器維持費もン兆円とか。すでに高齢者社会は始まっている。日本列島は災害多発で、復興に予算も回らない。更なる大災害も予測されているというのに~

 あたしは巨大な国立競技場を見つつ、屋根など造らず、日本の無責任政治を象徴すべく天まで届く「バベルの塔」を造ったらいいのに、と思った。

 隠居(老人)すると、この世に未練なしゆえ、遠慮なしの文句が増える。テレビは観たくもない顔ばかり。まぁ、露出度の多い偉そうなタレントは凡そ大嫌いだし、子供時分から泣いたり怒鳴ったりのテレビドラマも嫌い。観るテレビ番組は限られている。 

 政治も〝嘘をつくことが仕事〟と思っている総理が3選され、それを選んだ議員らも税金を食い扶持にする保身ばかりが透けて見える。政権に擦り寄り自ら〝なっちゃんです〟と云う薄気味悪い代表もいる。

 「あぁ、いやだ・いやだ」と鴨長明の方丈小屋を想ったりするが、そこまでスネなくも、せめて授かった残り少ない生に感謝すべく貝原益軒『養生訓』のお勉強に戻りましょうかと思う「こ・の・ご・ろ」です。

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