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『天気の子』で雲のお勉強 [雲のお勉強帖]

tabatahanran.jpg 「内調シリーズ」終了と同時に悶々続きです。日韓問題、京都アニメ放火事件、あおり運転、香港デモ、酷暑と豪雨、トランプ政治、吉本興業騒動(為政者に擦り寄るなら〝お笑い芸人ごと〟をお止めになったらいいのに)~と、嫌なことばっかり。

 小林秀雄と城福勇著『本居宣長』を手にしたが、読めなかった。老化の読解力衰退か、端から関心が薄かったか。悶々の気分転換に「雲を描いてみましょうか」と思うも上手に描けません。

 そんな某朝のこと。アニメ映画『天気の子』で雲がどう描かれているかを観てみましょと思い立った。先日観た『新聞記者』(未だ上映中。頑張っています)の「新宿ピカデリー」サイトを観れば『天気の子』初回上映が8時45分。15分前に家を出てセッセと歩けば「予告編が始まりましたが、それでもいいですか」で、小生初のアニメ映画鑑賞に相成り候。

 スクリーンには最初から最後まで「雲がいっぱい」だった。加えて冒頭シーンが「さるびあ丸」。大島通いのお馴染み大型船でスケッチ済。レインボーブリッジをくぐる入港も20年余の馴染。そして地元新宿の多数場所が描かれていた。さらに高戸橋際に在住期ありで、近所の「急坂」も登場。田端駅下車の版下印刷屋さんに十年余も仕事を頼んでいたので、同駅南口風景もスケッチ済。

gyoen5.jpg 同映画は、写真を取り込んだパソコン上で画像ソフト〈デジタル)処理で制作とか。新宿御苑に通い続けていた頃に、伊勢丹デパ地下で買った弁当を食べるいつもの東屋が、アニメ(言の葉の庭)の舞台になって、ビックリしたこともあった。

 御苑には携帯椅子に座ってスケッチをする中高年らが大勢いらっしゃる。小生は公衆の面前でスケッチなど〝こっぱずかしい〟ので、立ち止まってのラフスケッチ後に、その時に撮った写真を参考に自宅仕上げ。でも、どうしても風景画は上手く描けず。苦手のままで、空もいい加減に描いて逃げてきた。

 さて『天気の子』ラストに、ずっと雨が降り続いて水没した東京のシーンで、田端駅南口が出てくる。スケッチを始めた頃に描いた田端駅南口スケッチがあるゆえ、その上から「Windowsペイント」で崖下水没(多分、荒川氾濫が広がっている)をさせてみた。写真下は御苑スケッチの一例。後ろ姿で顔は見なかったが、誰かに似ていなくもない。それにしても同アニメに限らず、どのアニメ映画も<何故かとても上手に「雲」を描いている>ことにも気が付いた。アニメと雲の関係や如何に?

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