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今年は「異常気象と地球温暖化」のお勉強(1) [異常気象と地球温暖化]

poster_1.jpg 昨年12月に「飛行機雲の尾流雲にグレタさんの怒り」をアップした。飛行機雲=炭素系排ガス。異常気象と地球温暖化の原因のひとつで「我が国は、その辺にトンと無頓着」と記した。

 小生スマホに副都心線で写した、こんな写真があった。2020年夏 世界が東京に押し寄せる」と題し「五輪中に1千万人以上の人々が来日。道路や公共交通がスムーズに流れるようにご協力をお願いします=スムーズビズ」のポスターだが、小生はこの図柄にギョッとした。世界中のジェット機が東京に排ガスを撒き散らしに来る図に見えたんです。

 スウェーデンのグレタ・トゥンベリさんが「飛行機に乗らぬ主義」もそれ故で、昨年9月の国連本部での「気候行動サミット」演説のためにもヨットで渡米した。このポスターから、グレタさんの演説から、今年は「異常気象と地球温暖化」について、ちょっとお勉強してみましょと思った次第。

 まずは手軽に読める新書で~。そう思って新宿紀伊国屋・新書コーナーへ。「あらぁ、何と云うことでしょう、1冊もない」 店員に訊けば4階「環境コーナー」へどうぞ。そこは昨年に「雲」本を探したコーナーの隣で、難しく高価な書籍がたくさん並んでいた。さて、どの書を購読するか? 「アンチ環境問題」系の書、60年代の「公害」の書、「環境ビジネス」の書、環境系スキャンダル(クライメートゲート事件)の書もあり。

 ひと口に「異常気象・地球温暖化」と云えども、その捉える角度の余りの多彩さにたじろいだ。「雲」本は写真大判の高価本が多くて購うのを諦めて図書館本にしたが、今回もまずは図書館本でお勉強と相成った。

 図書館で吉野正敏著『地球温暖化時代の異常気象』、武田邦彦著『科学者が読み解く環境問題』、マッケンジー・ファンク著『地球を「売り物」にする人たち』、ウォレス・S・ブロカー/ロバート・クンジク著『CO2と温暖化の正体』、日本気象学会・地球環境問題委員会編『地球温暖化~そのメカニズムと不確実性』を借りた。

 この5冊各々が同テーマながら取り組む角度が全く違っていた。「異常気象と地球温暖化」の世界を覗こうとすれば端から高い壁。この辺も「日本ではトンと無頓着」の一因なのかも知れない。「異常気象と地球温暖化」のお勉強は、相当に手強そうです。

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