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丸い穴、細長い穴から覗き撮れば~ [散歩日和]

ntvana1_1.jpg 近所の〝日テレ〟こと「新宿イーストサイドスクエア」(大江戸線・東新宿直結)の中から見上げると、こんな穴から空が見える。その日、最初にカメラを向ければ「青空」で、面白さに欠けたので久し振りに「新国立競技場」まで散歩をした。

 その帰路、南方向の雲が次第に広がって、再び穴の下に戻ると、丁度いい塩梅の雲が覗けてシャッターを切った。やはり〝覗き写真〟は面白い。

 次に細長い穴を見上げた。あたしがもし若いソール・ライターだったら、この構図の左端地上に恋人のソームズに明るい色のワンピースでも着せ、風にそよぐ呈でシャッターを切っていたかもしれない。

 穴から覗く雲は「積雲」でしょう。この日の東京は19度。午前中は晴天も、南から雲が広がっntvana2_1.jpgて、遅い午後に〝天気雨〟が降った。

 この角度で写真を撮ると、面白いことに穴から覗く雲が「べったりの雲(白)」だと、眼の錯覚で凸凹が逆に見えたりする。つまり黒線交じりの壁に白テントの屋根が盛り上がって見えたりする。

 若い時分にポンティの「ルビンの壺」、フッサールの「現象学」を読んだことを思い出した。今度、晴天と曇天の時に撮った写真を並べ、凸凹がどう見えるかで「現象学」基礎の復習をしてみましょうかねぇ。

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