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春時雨わが盆栽も艶っぽく [花と昆虫]

momiji1_1.jpg 新型コロナウイルスのパンデミック、強行したいオリンピック、疲弊した生活・経済の対策~。

 ここは『明月記』を振り返りたい。「世上乱逆追討耳二満ツト雖モ、之ヲ注セズ。紅旗征戒吾ガ事ニ非ズ」。定家はそう記して「雲さえて峯の初雪ふりぬれば有明のほかに月ぞ残れる」と微細美を詠んだ。

 小生も騒々しさ増すテレビを消して、小雨降るベランダで久々に「一眼レフ+マクロレンズ」で植物の微細神秘世界に遊んだ。新芽が春雨に濡れ、その水滴に道路向こうの建物が写っていた。恵みの雨と暖冬で、紅葉は一気に葉を広げる。マクロレンズが捉えた微細世界の妙、そのレンズのボケ具合の美しいことよ。

 この紅葉は小生が、広重『名所江戸百景』の「上野内月のまつ」(清水観音堂)を真似て、紅葉の苗二本が上部で輪になり繋がるように曲げ育てた吾が唯一の盆栽。極めて繁茂旺盛。年に何度も風通りを良くすべくバッサバッサと剪定をするも、腕不足でなかなか良い形に仕上がらない。

 芽吹き~青葉が繁り~紅葉となり~落葉する。そしてまた季節が巡って芽吹きの時期。新型コロナも五輪騒ぎも独裁化する長期政権も、いずれ振り返る時期が来れば「一瞬のこと」。おっとと~「森友公文書改ざん」で近畿財務局職員を自殺に追い込んだ為政者の罪をないがしろにしては絶対にいけない。

 次回は写真の「マクロとミクロ」に疑問を持ったので、その辺をお勉強する。

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