春昼や雲拭く人のまぼろしか [散歩日和]
かかぁが店内に入っている間に、店前で空を見上げると、そこにチャンスがあった。空いっぱいに広がる雲。ビルのガラス面にも雲が映って、高所窓拭き人がガラス面ならず「雲を拭いている」ようだった。太陽か雲の変化でガラス面の雲は数分で消えた。
小生、若い一時期「山岳会」メンバーだった。ハンマー、ハーケン、カラビナ、そしてザイルワーク。当時は今のような登攀器具はない。ザイルを股から後尻へ。そこから身体の表へ回して肩から後ろ脇へ通して正面でザイルを握る。それで垂直の壁を左右に走り、またスルスルと降下したもの。そんなキャリアがあるから、街の高所作業の方々への興味で、ついカメラを向けてしまうが、この1枚は久々の〝お気に入り〟。
そして昨日のこと。あたしと同じく建物を見上げるテレビカメラがいた。〝特ダネ狙い〟の雰囲気~。カメラ角度から推測するに、狙うは「病室」だろう。彼らに〝特ダネ映像〟が撮れたかは定かではない。(3月30日追記:悲しい結果になってしまいました)
2020-03-26 06:41
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0