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「狛蛇」の金運と健康 [散歩日和]

benzaiten_1.jpg komahebi_1.jpg「河田町ガーデン」と「東京女子医大」の裏の境界辺りの階段下に、小さな鳥居「金弁財天」があった。

 ムムッ、金網の中に「狛犬ならぬ狛ウンコ」。よく見るととぐろを巻いた蛇で驚いた。これは一体何だ!

 多数サイトで紹介されていた。「金弁財天(こんべんざいてん)」で「狛蛇」。この洞は元・松平白耆守(ほうきのかみ)の屋敷内にあったもので、東京女子医大の創始者・吉岡彌生さん他が尽力し、現在の地に再建とか。右の蛇は時計回り、左の蛇は左まわりのとぐろ。蛇は穀物を食う鼠を退治することから豊穣、金運をもたらすとか。

yayoisan_1.jpg この「狛蛇」は「宇賀神=人頭蛇身」に通じるのだろう。蛇の頭部が女性だったり、翁だったりする宇賀神が全国で祀られているらしい。

 一方「蛇」はギリシャ神話の医神「アスクレピオス」が持つ「蛇杖」から健康、長寿、不老の象徴。今注目のWHO(世界保健機構)のマークも中央に蛇が絡む杖がデザインされている。

 そんなことから女医の創始・吉岡彌生が、同神社再建に尽力したと推測される。東京女子医大の前身「東京女医学校・東京女子医学専門学校」が麹町飯田町から現在地に移転して来たのが明治36年(1903)。昭和5年〈1930)に1号館を建築。

 小生の息子が子供時代に盲腸で入院したのが、その古色蒼然な1号館だったが、今はモダンな新建築「彌生記念教育棟」となり、その角の案内板に「吉岡彌生」先生が写真入りで紹介されていた。今、全世界が「健康と金の危機」にある。「狛蛇」に守っていただきましょう。


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