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長らへて又新たなる老い眼鏡 [暮らしの手帖]

megane2_1.jpg 眼鏡のコーティング膜がボロボロで、眼鏡を新調した。フレームが二万三千円、レンズが一万六千円。高いが、ひと頃から比べると、ずいぶん安くなった。検眼をすると、度数を下げてより良く見えた。「うひっ、眼が良くなっている」 右目は白内障手術済で無調整人工レンズになっているが、眼球全体が遠視方向に向かって近眼が少し直っているらしい。老いてフィジカルが良くなるとは、なんだかうれしい。

 没にした眼鏡は、二〇〇七年の白内障手術後に作ったもの。五万円を超えただろうか。使用レンズが決定した後で、ド近眼の渦巻きレンズを薄くするに従って、加えてUVカットだ、傷が付きにくい、埃が付きにくい処理などのオプションを選ぶ度に、値がドンドンと上る。眼鏡屋は油断ならねぇ。

 その後に白内障手術後の経緯と眼鏡の按配が悪く、二〇〇九年にパソコン・ディスプレイと手元用の遠近レンズ、つまり「デスクワーク用眼鏡」を作った。これは手持ちのサングラス・フレームにレンズを嵌めてもらって三万円。眼鏡屋は「仕事用眼鏡も新調しましょう」と云うが、酷くなる一方の左目の白内障手術の方が先のように思っている。

 もっと長らへば、眼も歯も〇〇も共に意識スイッチで自在変化する人工化・・・そんな時代が来るかもしれない。


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