SSブログ

Windows 8.1と荷風と [暮らしの手帖]

newhp_1.JPG パソコンを新調した。HP製でWindows8.1搭載。在来機内容を新機へ移植するは難しく、息子の手を煩わせた。満足に操作できぬのに新パソコンの隠居爺は、息子には「冬の蠅」だろう。

荷風句に「長らへて~冬の蠅」があったはずとネット検索すれば、自分の記事がヒットした。記事題名が「新パソコン長らへて冬の蠅」。同記事は201010月に「HP製パソコン+三菱20インチモニター」の新体制になった時のもの。約3年半で買い替え。次の買い替えまで生きていられましょうか。

上記記事であたしは、荷風句「長らへてわれもこの世を冬の蠅」を、子規句「うとましや世にながらへて冬の蠅」のもじりと記していた。もう一件ヒットの記事では、…荷風句は其角句「憎まれてながらへる人冬の蠅」が下敷き…と記す半藤一利『其角俳句と江戸の春』の記述を紹介し、加藤郁乎『俳人荷風』の…正しくは「ながらふる人」だろう、の記述も紹介していた。

 それはさておき「Windows7」から「Windows8.1」へ馴染むは、隠居爺には辛い。ついでにプリンターも新調したが、新パソコンとプリンター接続に四苦八苦。さて「8.1」は便利になったのかしら。まず「フォト機能」。今まではキヤノンの画像ソフトばかりだったが、「8.1」の機能で「色・露出・効果」などにトライしてみた。

 

自然光で複写撮影をよくするが、天候次第で絵が青味がかる場合が多い。これをキヤノン・ソフトの「明るさ・コントラスト」などで調整していたが、「8.1」では「露出の調整」「色の調整」「傾きの調整」「詳細の調整」がコントロールバーで変化を見ながら行える。特に「傾きの調整」は画に方眼が現れ、コントロールバーで微細調整ができるのがうれしい。従来は撮影時にファインダーより水平に気を付けていても微妙に傾いていたりするが、この機能でお好みに調整できる。これからは多少アバウトに撮っても大丈夫になった。また「修整」機能で、この写真のモニター下にあったメモをクチュクチュと消してみた。そんなわけで「8.1」の映像ソフトをいじるのが楽しみです。


コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。