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新カテゴリー「雲のお勉強帖」 [雲のお勉強帖]

kumoai_1.jpg 新宿紀伊国屋書店で堀田善衛『定家明月記私抄』を購うべく歩き向かった。空を見上げると〝ちょっといい感じの雲〟あり。「スマホで撮りましょ」。だが雲は、ビルの狭間から見える一部だけ。

 「そうだ、紀伊国屋へ行く前に、マルイ本店・屋上庭園へ行ってみよう」。そこは狭いも美しい英国庭園風で、天空が広がっていた。雲は動き続けていて、先ほどの〝いい感じの雲〟はすでに形を変えていたが、各方位の雲写真を撮った。

 自宅に戻って、先日購入の荒木健太郎著『雲を愛する技術』(光文社新書)をひもときつつ、撮った雲についてお勉強をしましょ。著者はアニメ映画『天気の子』の気象監修をした「雲研究者」(気象庁気象研究所研究官)。 

 同書では雲についてやさしく説明も、そこは「雲科学・気象科学」。お爺さんかつ科学苦手の小生は、読んでいると少々頭が痛くなってくる。そうか、これは〝読了〟して終わりの本ではなく「雲の百科事典」なのだ。自宅窓際に、撮った写真を見るパソコン脇に置いて、その都度に頁をひもとく本と了解した。

 見上げれば空。雲が浮かんでいる。あの雲の名前は、どういう性格なのだろう~が気になる。実は同書を読み、ネット調べをしても、ハッキリとしない場合が多々ある。例えば「積雲~雄大積雲~積乱雲」。雲は刻々と発達し衰退しつつ変化している。「親雲」から「遺伝雲」、「変異雲」にも変化する。

 わからないことは、知りたくなる。雲の写真を撮る。メモ帳を作る。それを記録して雲の知識を積み重ねたい。かくして、ブログに新カテゴリー「雲のお勉強帖」を設けた次第。

 ブログのキャパシティーは限度に近い。新ブログを立ち上げようかと思ったが、そこまでするほどでもなく、昔のつまらん記事を一つ削除して、新たな雲の記事を一つ追加する形で始めてみましょう。まずは、最近の雲がらみ記事を新カテゴリーへ移動し、「雲のお勉強帖」コーナー開設のご挨拶。

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