動きが激しくなって~(悪玉踊り4) [北斎・広重・江漢他]
踊りの動きが大きくなってきた。トンビだかカラスだかが「飛んで行きたやぁ~」で、扇を振り回しつつ身体も回転し、後ろ向きになって「悪玉お面」を口に咥える。図解最後に「お面について」の説明あり。筆写する。
「悪玉ハ厚紙にて図の如くにくわんぜより(観世縒り)をつけ、ここより折〇〇〇中すべし。裏のくわんぜより(観世縒り)を咥へ踊るべし。「くわんぜより」で完全に行き詰まった。40分も思案して、やっと「観世縒り=和紙を細く切り指先で縒って糸のようにし、その2本を縒り合わせたもの」だと判明した。「中(ちゅう)すべし=真ん中に来る」で、これは古語辞典にあり。「折〇〇〇」はとうとうわからなかった。情けねぇ。
2016-03-01 04:02
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