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山茶花や散るが風情と連れもなし [花と昆虫]

sazanka1_2_1.jpg 山茶花の花は頼りなげに平らに開いて、その花弁は紙のように薄い。花弁の付け根がギュッと合着せぬ構造(離弁花)で、強い風が吹けば一枚一枚がパラパラと散り、実に頼りなく儚い。

 

 サクラも離弁花だが、山茶花はまさに「散る風情」の代表花だろう。不倫歌『さざんかの宿』まさにぴったりで、さすが吉岡治さん。比して“ツバキ”は肉置き豊かな年増のよう。アンコ娘は情が深いし、サザンカよりツバキ油の方がグッと濃厚、効能も大なる雰囲気をもつ。

伊豆大島被災一か月後に我がロッジの按配を見に行った。その時に被災のテレビ報道で何度も顔を拝見した〇〇ちゃんのところで、新宿の近所のバアさん連とかかぁがより美しくなるようにと、美顔用の椿油を幾つか購った。皆さん、来春の「椿まつり」が楽しみだと云ってくださった。

 

近所のバアさん連は、なぜか未亡人ばかり。旦那が先に逝き、あたしだけが生き残っている。★ええっ、猪瀬直樹が辞任表明と! その散りざまのなんたる醜態よ。知事就任と同時、今年1月から25回に及んでマイカテゴリー『ミカドの肖像』検証シリーズを記したが、改めて己の駄文を読み返してみましょ。


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