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諍ひも小躍りのやう群雀 [私の探鳥記]

murasuzume3_1.jpg ベランダに飼い鳥インコ(コザクラインコ?)が飛んで来る。メジロにミカンなら、インコにも餌(殻むき麦)をあげようと思った。Y字枝の天辺にドリルで穴を開け、そこへ鳥籠用餌箱の針金を差し込めるように細工してベランダに取り付けた。

 インコが来る前にスズメが来た。群雀(むらすずめ)。観ていると序列があるらしく餌を独占する個体、ちょっかいを出すのがいて、大人しく待っているのがいて、落ちた餌を拾うスズメもいる。誠に騒々しい。その騒ぎはまさに〝欣喜雀躍〟。

 スズメ減少が報じられることもあるが、この辺では殖えている感がする。街のスズメの天敵はカラスだろうか。先日、電柱の機器内にカラスが執拗に嘴を突っ込んでいた。それら機器内にスズメが出入りしているから、ソコが繁殖場所の一つかも。カラスはきっとソコで親鳥・雛を捕え食ったことがあるのだろう。

 そんなカラスを見た後で、米屋が店先で餌(クズ米だろう)を撒き、スズメの群れが舞い降りる光景を見た。高層ビルが次々に建つ街にあって、なんだか大昔から続いている懐かしい光景を見たような気分になった。

 あたしは未だ「鳥」を描いていない。この機会にベランダで雀躍のスズメを描いてみた。「飛ぶスズメ」の難しいこと。また「あぁ描けない」と嘆いてしまった。今年のブログは描けない苦悶・苦闘で終始しそうだ。なお、インコの餌は「スズメが群れてベランダが糞で汚れるよぅ」とかかぁが言うので、1週間ほどで撤去させられた。


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