円形信号機から若き日々を [スケッチ・美術系]
その十字路が「新宿警察署裏交差点」で珍しい〝円形信号機〟が架ってい、それを描いてみた。なんだか〝塗り絵〟のようになってしまったが、苦手のビル街を描いたことで、苦手意識が薄らいできたような気がした。
描き終わって、この円形信号機(サインリング)が「GKデザイン」作と知った。GKグループ創業者は栄久庵憲治さん(2015年没)。工業デザイン草分けの偉い方だが、実は氏は小生が若い時分に数年所属の「ヘラ鮒底釣り会・喜楽会」会長だった。
当時、上井草駅近くに「釣り堀・喜楽沼」あり。何故そこへ、どう行ったかも思い出せないが、釣りを見学していて誘われたのだろう、「喜楽会」へ入会した。
月例会後に、帰り道が同方向だったかで栄久庵さん、老哲学者、絵描きさん他のメンバーで喫茶店に立ち寄ってしばし談笑が恒例。その談笑が釣りより愉しかったのを覚えている。栄久庵さんはヤマハのバイクもデザインしていて、当時の小生はヤマハ音楽振興会の仕事をしていた。
当時は仕事一途だったが、このヘラ鮒釣りを機に、子供時分の釣りを、高2からの山岳会(東京白陵会)活動を思い出して、一気に野外遊びに目覚めた。遊びのためにバイク、自動車免許を取得。ランクルにある日はトライアル競技バイクを積み、また海釣りやダイビング機材を載せて走り回るようになった。そんな事も思い出して~(苦手の風景スケッチ克服記6で完とします)
2017-06-24 07:32
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