窓外にワカケホンセイインコ来て [私の探鳥記]
以前、ベランダ手すりに〝手乗りインコ〟が止まっていた。吾の肩に止まって家の中に入ってきたインコもいた。かくして今度は〝大きいインコですよぅ〟になった。
かかぁの指差す先を見れば、二羽のワカケホンセイインコ(輪掛本靑鸚哥、外来繁殖種)が、ムクドリ(都会でも繁殖中)の群がるリンゴを狙っていた。
〝鳥撮り〟をしていた時に石神井公園でワカケホンセイインコが「熟柿を食うシーン」を、新宿御苑で「桜散らしシーン」を、雑司ヶ谷霊園で「荷風さんの墓上の大樹(欅)の穴に出入りする番い」を撮ったことがある。
何時だったか、テレビがワカケホンセイインコ集団の騒音・糞害を報じていた。我家の窓外(そうがい)に二羽のインコなら、その珍しさ・美しさで眼のお楽しみ。だが、人もそうだが「群れた集団」になれば警戒したくなる。〝大衆〟なる恐怖もある。
「輪掛け有り=♂・輪掛け無し=♀」。さて、どこで営巣しているのだろうか。都会にもオナガ、ワカケホンセイインコが増えて、カラスが警戒して騒いでいる。
2019-04-13 08:00
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