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湾岸1)橋つらなりて台場まで [新宿発ポタリング]

katidokikaryu_1.jpg 秋分の日、爽やかな風に誘われて自転車を駆った。灼熱の夏は遠出ができなかったゆえ、二ヶ月ぶりのポタリング。日比谷~銀座から「勝鬨橋」を南下してお台場へ向かった。

 「勝鬨橋」から下流に架橋中の橋(写真上)があった。南詰めが未だ繋がっていない。同橋は新橋~虎ノ門の「新虎通り(マッカーサー通り)」から現・築地市場を突っ切って月島へ渡る。橋名は募集中で目下は名無橋。(追記:10月1日の新聞に「築地大橋」と命名されたと報じられていた。ここから朝潮運河に架かるのが「黎明大橋」。そして「豊洲大橋」へつながるらしい。以下の文もそのように訂正する)。「勝鬨橋」から晴海通りを南下して「黎明橋」を越え、8年前に開通の「晴海大橋」が現れた。下り車線側の歩道から下流眼前に架橋中の「豊洲大橋」があった。「新虎通り」~「築地大橋」~「黎明大橋」~「豊洲大橋」と繋がるらしい。「豊洲大橋」は何年も前に架橋済だが、築地市場や「築地大橋」辺りの道路が未完成ゆえに開通しないまま。

tukijikoujicyu_1.jpg 「晴海大橋」を渡って右折すると、「豊洲大橋」南詰めに出る。ここは広大な工事現場で、築地市場改め「豊洲市場」になるらしい。写真の工事現場奥のブルーの橋がいま渡ってきた「晴海大橋」で、手前の工事現場に至る橋が「豊洲大橋」。ここからお台場方面に向かえば、この3月に開通したばかりの「富士見橋」。ここからは東京湾横断のレインボーブリッジ全貌が見える。天候次第でその向こうに富士山も見えるらしい。絶景也。「レインボーブリッジ」の向こう側のループ下も妙なる港風景だったが、こちら側はリゾート風景色で、同橋の両詰を見たことになる。

daiba_1.jpg 「富士見橋」を渡れば、目の前がお台場海浜公園。かつて新宿西口の高層ビル群が新しい街の代表だったが、オリンピックに向けて豊洲~お台場辺り、東京湾埋立地域が新しい街を代表することになるのだろう。しかし見渡せば同一帯は海抜数㍍。「3.11東日本大震災(大津波)」後に、各地に海抜表示が整備された。ウチから数分の「東新宿駅」にも海抜表示があり、大島のロッジ前には「海抜5㍍」の大看板が立った。この一帯には「海抜数㍍」の看板がズラッと立つのだろうか。

 ビル群は充分な耐震・液状化対策がなされようが、東京湾に津波が襲えば一瞬に海ん中になる。新しい街を見渡しながら、数㍍の津波で街が水没する光景が浮かんできた。なんだかちょっと脆い海浜副都心です。久しぶりの自転車遠出で、帰路の日比谷から山の手への坂道で太もも筋肉がビリビリと痛くなった。


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