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十五夜も灼くる陽を借りなほ妖し [暮らしの手帖]

supermoon_1.jpg 九月も最後です。昨日、秋の蝉が悲しく数回啼いた。幾羽ものヒヨドリがやって来た。都会の僅かな緑で夏から秋への交代シーン。それにしても日本の夏は亜熱帯化した。熱中症の危険、熱帯系毒蜘蛛、デング熱媒体の蚊、予想外の自然災害多発。加えて犯罪の凶悪化、あたしは老人貧困破綻か。まさにサバイバルのこの頃です。

 パソコン「ピクチャー」に、まだ暑かった九月九日の満月写真が残っていた。当日は月の楕円軌道が地球に最も接近する満月「スーパームーン」。その前日が中秋の名月・十五夜だった。夜の「スーパームーン」は白く大きく輝いていたが、六時頃に昇り始めた月は、妙に赤く妖しかった。

 その満月写真に駄句を添え、パソコン内保存の夏の写真を削除して、気分も生活も秋モードに切り替える。月写真右下部に横切ったジェット機後部が写っていた。シャッターチャンスに遅いのは歳のせいだろうか。


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