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湾岸7)都庁からの〝鳥瞰〟 [新宿発ポタリング]

tocyo_1.jpg 東京湾「ゴミの島」を知るために東京都環境局サイトを見たゆえ、今度は都庁展望室に上がってみた。江戸・明治の「鳥瞰図」のように、また当時の神田明神、九段坂から見たように東京湾が見えましょうか。まずは「南展望室」へ。当日はモヤってい、ポケットカメラで撮った〝東京鳥瞰図〟は曖昧模糊。日を改めて再び上った。今度は双眼鏡、一眼レフに400㎜レンズも持参した。

 すると〝何と言うことでしょうか〟 遥か南房総の「東京湾観音」までが見えるじゃないですか。「横浜ベイブリッジ」の手前を見れば、羽田空港の飛行機発着までが見えた。東京湾俯瞰をレポートしよう。

 目前にNTTドコモ代々木ビル(240㍍)右下に聖火台が外された国立競技場。その奥に東京タワー(333㍍)と右隣接して東京ミッドタウンタワー(248㍍)。その右奥に「東京ゲートブリッジ」が見えた。橋を降りた所が「中央防波堤埋立地」だろう。手前に台場の33階高層高級マンション「ダ・タワーズダイバ」や「台場海浜の高層住宅棟」。東京湾対岸は袖ヶ浦辺りのコンビナートか。さらに右に眼を向ければNECスーパータワーの左に「台場パレットタウンの大観覧車」。六本木ヒルズ森タワーの奥に「レインボーブリッジと球体を抱えたフジテレビ」が見えた。

tgb1_1.jpg フジテレビの新宿・河田町から台場移転は平成8年(1996)。フジサンケイグループのフジテレビ、ニッポン放送、ポニーキャニオンは軽佻浮薄系で、産経新聞は右寄りか。小生はPC社の急成長期から凋落し始めるまでの約20年の間、同社の仕事をさせていただいた。社屋で云えば最初は浜松町の世界貿易センタービル(見えるはずだがどこでしょう)から市ヶ谷・一口坂ビル、九段NPビル、そして八丁掘へ。

 アーティストは勢いのある社に集まり、力を失えば次々に他社に去って行く。現・虎ノ門に移る前あたりから急失速し、あたしの仕事もなくなった。その時期にフジテレビも台場移転で「〝海向こう〟なんかに行って大丈夫かしら」と心配した。案の定、今ネットを見ると同社評判に〝凋落〟の文字が躍っている。

fujitv2_1.jpg 話を都庁からの鳥瞰に戻そう。六本木ヒルズの右に元麻布ヒルズ。その左奥に青海の「船の科学館」が見え、その右は「芝浦アイランドタワー」か。その左奥に「青海埠頭のクレーン群」。その奥は「中央防波堤・新海面埋立地」か。

 次に都庁「南展望室」から「北展望室」へ。ちなみに両方共に外国人客が8割。「北」は「南」の眺望と同じだがグッズ売場が大きく、ここで「江戸鳥瞰図」ならぬ「東京俯瞰イラスト地図」を見つけた。一番安いのを買って家で開封すれば、それは地図を印刷したクリアファイルで、あたしは見開きにして机敷きにした。

funenokagaku_1.jpg 同イラスト地図を見れば「ゴミの島々」に抱かれるように「豊洲・晴海・台場・有明・青海」がある。それら地がオリンピックに向けてさらに発展するとか。だが用がなければ行かぬ地で、次々に展開される集客イベントにも同地でのショッピングにも興味まったくなし。逆に云えばワザワザ行かねば知らぬままの街。そう思って自転車で「晴海大橋」を渡ったのが、この「湾岸シリーズ」のそもそも。それが思いもかけず東京のゴミ問題、放射能汚染問題などを考える機会を与えてくれた。さて、次は「レインボ-ブリッジ」を歩いてみましょうか。


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