SSブログ

海習作2:岩に打ち砕け高く舞ふ波 [スケッチ・美術系]

ohnami5_1.jpg 大島編で「2連の大波」を描いたので、海の習作2回目です。今回は、岩磯に激しく打ち砕け、高く舞い上る大波に挑戦。

 前作は修正を重ねて厚塗りになったが、今回は楽しく筆致も少なく描けた。だが今回も不透明水彩〝白〟で波の描写を助けてもらった。

 透明水彩画は、白地(塗り残し)で波を表現するのが基本だろうが、それが出来るようになるには、まだまだ修業が足りない。

 飛び散る波は、雲と同じく〝陰影〟をつけるとボリューム感、立体感が出るのを知った。最後に筆に白をたっぷりと含ませて、筆先を指先でピンピンと弾いて飛沫を散らす小細工もした。

 反省は、海も空も陸も曇天でもっと暗く濃い色だったが、そう彩色する勇気、大胆さがなかったことで、波の白さが際立たなかったこと。描かなければ反省もなし。次の反省をすべく、海を描く練習3回目へ。いつかは海、波を描くことが楽しくなりますように~。(追記:この絵の場合は、先に白クレオンで飛び散る波を描いておけば、その後の彩色で波部分が弾かれる。)

コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。