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減量の腹にしみ入るキムチ臭 [おくのほそ道]

 芭蕉は5月27日、尾花沢から立石寺を一見すべきと、羽州街道を7里南下した。途中まで清風が用意してくれた馬に乗った。宿を決めてから山寺を見学。ここで詠んだのが28句目<閑(しづか)さや岩にしみ入(いる)蝉の声> 

 伊賀上野生まれの芭蕉は、二歳上の藤堂藩伊賀付き大将・藤堂新七郎良精の嫡子・良忠の俳諧相手として出仕(しゅっし)した。出世が期待されるも、良忠が25歳で早逝。芭蕉の波乱の人生がここから始まった。良忠の俳号は「蝉吟(せんぎん)」。芭蕉の胸には「蝉」に甘美な思いが秘められ、同句にはそんな思いも込められているとか。

 さて、この有名句には、とぼける他になかろう。あたしは人気過熱のコリアンタウン大久保在住。人をかき分けないと歩けぬほど賑わっているが、そこに並ぶのは芸能グッズ店(先日のニュースで脱税告発の報)、韓国料理店、食材店、化粧品店、韓国イケメン店が繰り返し並ぶだけ。そんなワケで大久保通りを歩くってぇと、韓国料理の匂いが鼻をくすぐる。これがダイエット中の身にちょっと辛い。ってことで、キムチを勝手に秋冬の季語とし・・・<減量の腹にしみ入るキムチ臭>ともじった。昨夕、韓国食材店「ソウル市場」で白菜キムチ、ネギキムチ、ニンニクキムチを買った。

 追記)11日、当ブログの画像ファイルがアップできなくなった。サムネイル表示が消え、<読み込み中>表示が固まったまま。さぁて、このブログもそろそろ止めようかしらと思ったが、「So-netブログサポートデスクMさん」より、操作指示のメールをいただいた。パソコン用語羅列で「Mさんや、隠居爺にそんなこたぁ~できるわけなかろう」と思ったが、んまぁ、そりゃ懇切丁寧な操作指示で、見事に直ったぢゃありませんか。ありがと。ブログを「So-net」にして良かった。Mさんがいてくれて本当に良かったと思った。明日からまた写真入りです。


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