筆写はコピー紙とゼブラ毛筆なり [くずし字入門]
何度か記したが、ワープロ出始めの時期(80年代中ごろ)に万年筆からワープロに切り替えた。以来(約30年間)手書きから離れていた。それもあろう、古文書の写筆がえらく愉しい。
と云っても書道とやらには無縁。遣うはコピー紙と筆ペンの自己流。幾つかの筆ペンを試して「ゼブラ毛筆+硬筆」の「毛筆」側が気に入っている。反対側の硬筆は毛のない樹脂のスポンジ状で、これはまったく遣えない。「毛筆」側の毛先(ルーペで覗くと毛状だが、獣毛風の合成樹脂製筆毛だろう)も、しばらく遣っていると毛先に乱れが出るので消耗品と思っている。
ペン軸の中に墨(水性染料インク)が入っているが、これに頼らずに小皿に液墨と水を垂らして、筆滑りがいい感じになる水気含みで書いている。時に「クレタケ製」カラー筆ペンで遊ぶ。あたしの場合の古文書の愉しみは「解読・江戸を知る・言葉を知る・筆書き」かな。
2013-10-12 07:44
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