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あぁ、日本が変わって行く [政経お勉強]

abe2_1.jpg 国会・衆議院で安全保障関連法の審議が5月26日から始まったが、当日のNHK中継はなかった。これでは〝公共放送〟とは言えず、存在理由もない。

 NHKの審議中継は翌日から二日だけ。<「我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊法等の一部を改正する法律案」及び「国際平和の共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律案>の審議。 

 中継二日目は、昼にプツンッと番組が切れた。総理大臣がガキみたいに「早く質問しろよ」と問題ヤジを放った後だ。スポーツ中継で時間切れなら系列局で中継続行だろうが、NHKの意識はその程度、いや意図してか。審議中継を観れば「まっ、そんなにお粗末な拙速法案で、日本の行く道が決まってしまうんだ」と怖くなってきた。審議は80時間続くそうだが、その後の中継はなく、審議日程もわからない。

sori1_1.jpg そうやって国民、庶民が知らぬ間に〝大事な何か〟が決まって行く。国民も政治に無関心で、投票に行く人も少ない。政治家もなんだか「政(まつりごと)」というより生活手段として議員をやっている感もする。

 そんな主役をテレビからスケッチすれば、かかぁが「そんなにいい男じゃないよ」。人の顔を描くのは初めてで要領をえぬ。技量不足、拙く未熟だが、現内閣が言う「平和」=「武力」と同義語で、「積極的武力主義」ということはわかる。

 あたしらの世代は反体制、カウンターカルチャーで生きてきたが、今はそんな内閣にも迎合する人が多いらしい。「積極的平和主義」が本当は「積極的武力主義」で、「リスクは増大する」とハッキリ言えばいいのだが、何かを隠そうとするからワケがわからなくなる。その人をもう一度描いたら〝もののけ〟っぽくなってしまった。

 追記)新聞報によると、6月4日の衆議院憲法審査会で「自民・公明・次世代」推薦、「民主」推薦、「維新」推薦の3有識者の参考人質疑が行われたそうな。他国を武力で守る集団的自衛権を柱にする安全保障関連法案について、全員が「憲法違反」と表明したとか。


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