SSブログ

宇津木選手、最優秀選手賞。 [スケッチ・美術系]

utugigo1_1.jpg 「なでしこジャパン」準々決勝のオーストラリア戦。後半42分。左コーナーキックを相手が弾き出し、そこへ矢のように飛んで来た宇津木選手。ジャストヒットせずもボールはゴール前へ。岩清水選手が掻き出したボールを岩渕選手がゴール。宇津木選手は同戦の「FIFA最優秀選手賞」を受賞した。

 テレビにも新聞にもクローズアップされぬ宇津木選手。見立たず控え目な選手の〝隠れファン〟になって、大いに愉しませてもらっています。描くこと三度目の宇津木選手を、今度はこんな絵にして秘かに絶賛です。次の準決勝は7月2日。また出場させてもらえるでしょうか。

 追記:決勝のアメリカ戦。コーナーキックはじめゴール前の勝負でいともアッサリ、ポコポンと幾つもゴールを決められた後、宮間選手がボランチに入って、宇津木選手は左サイドバックにポジションチェンジ。すると守備に攻撃にまぁ大活躍。あの茶色のポニーテールを眼で追っていると、ピッチ狭しと左右前後、守備に攻撃にと躍動していた。このポジションの方が本領と見たが、いかがだろうか。

 あのマスコミ狎れしてニヤけた監督は、ダジャレの報道陣ウケを考えている暇があるのなら、もっと入念な作戦を考えろと言いたい。決勝戦は明らかに戦略・作戦負けです。加えて監督の故郷・山形県のパブリックビューイングの異常な盛り上がり映像が流されていて、監督はスター選手でもなく、どこか大きな勘違いがあるような気はしてならない。


コメント(0) 

ヘンリー・ミラーの水彩画 [スケッチ・美術系]

hmiller3_1.jpg ブログアップはしていないが、横井也有『鶉衣』を相変わらず読んでいる。「四芸賦」で画について書いている。「~俳諧師の絵は、上手下手の沙汰なしとて、翁(芭蕉)も跡をのこし給へば、我も我流の筆ぬらしそめて~」。ここから異端の大文豪ヘンリー・ミラーの水彩画を思い出した。面白いもので同時期に観た「植草甚一」展の展示説明文に「ヘンリー・ミラー」の名を見た。

 『ネクサス』を読んだのは遥か昔々、21歳の時だった。どっぷりと嵌った。『暗い春』『クリシーの静かな日々』他。そのうちに新潮社から『ヘンリー・ミラー全集』が刊行。『北回帰線』『南回帰線』『セクサス』『プレクサス』『冷房装置の悪夢』『ビッグサーとヒロニムス・ボッシュのオレンジ』等々。毎月の刊をむさぼり読んだ。

 20代後半になって〝豪華水彩画集〟が発売になった。確か『描くことは再び愛すること』だったか。宝物だったが、女の子に貸したら返ってこなかった。この時から、あたしの頭の片隅に〝水彩画〟が棲み付いたのかもしれない。

 若い時分にヘンリー・ミラーを読んで、あたしは真っ当な人生が送れなくなってしまった。〝ドロップアウト〟し、ようやく社会人になったがラッシュの電車に乗りたくはなく、初給金で〝ドロップハンドル〟の自転車を買った。会社勤め2社4年で以後はフリー。よくぞ老いるまで食って来れたものだ。Hミラー熱は彼がホキ徳田に夢中になって一気に醒めた。

 今のあたしの自転車や水彩画も、20代への回帰だろうか。似なかったがヘンリー・ミラーの顔を茶色のボールペンで描いてみた。彼の顔の特徴は鼻の下の長さだ。世紀のスケベだった。あたしが髭を生やしたのは、あたしも鼻の下が長く、そこにヒクヒクと表情が出るのがイヤで生やしたんだ。


コメント(0) 

世田谷の「植草甚一展」へ [スケッチ・美術系]

collage2_1.jpg 新聞の「美術展一覧」に世田谷文学館「植草甚一スクラップ・ブック」展の報あり。新宿から20号線で環八を横断後に左折。「京王芦花公園駅」近くに「世田谷文学館」。自転車で片道10.3㎞、44分、186㎉。

 4月に練馬区美術館「小林清親展」を見た。共に区の企画。新宿からほぼ同距離。「よし、行こう」と思ったのは、若い時分(20代)にPR誌の対談で植草氏に出席いただいた思い出があってのこと。

 当時は氏の文章をよく読んでいての対談企画。当日はタクシーでご自宅までお迎えしたように記憶する。車の中で英語習得のお話などを伺ったような。イヤ、それはその後の諏訪優氏の時だったか。もう記憶も曖昧だ。展示会場の氏の経歴パネルを読むと、早大付属高から早大理工学部中退。早稲田で喫茶店を1年営業とあった。当時のあたしは早稲田在住で、早稲田からの対談依頼書に氏が興味を示したのかもしれない。

 氏はコラージュが得意だった。会場にはコラージュ作品や、絵葉書やマッチ箱の上にガッシュ(不透明水彩)で描いた作も展示されていた。入院中の無聊に、若い頃に好きだった絵やコラージュを思い出して再び熱中とか。71歳で死去。「あぁ」と立ち尽くしてしまった。展示説明文の幾つかにヘンリー・ミラーの名があった。

 絵はヘンリー・ミラーの水彩画を思い出しつつ植草甚一の絵をシュールに描き、コラージュも加えた。煙草とミステリーとジャズと~。ミラーの『暗い春』に「わたしには天使のすかしが入っている」があって、自身の絵の完成経緯を記した文がある。あたしもこの絵にそんな文を添えたいが、長くなるのでやめた。


コメント(0) 

宇津木選手、頑張れ! [スケッチ・美術系]

utugi5_1.jpg 従来の絵(エンピツ+ボールペン+塗り絵的彩色)から脱皮すべく試行錯誤中。先日の錦織圭選手の絵は、ボールペンを止めて「鉛筆デッサン+彩色」で試みた。そして今朝は「なでしこジャパン」のお気に入り・宇津木選手を再び描く。

 今回は鉛筆デッサンなしで、いきなり水彩絵具(イエロー系)で描き始めてみた。やはりデッサンが狂う。その上から着色しつつ〝狂い〟を直すも、なかなか直らない。えぇ~い、と次に黒インクの万年筆で形を整えた。宇津木選手の躍動感が少しは出ただろうか。少なくとも前回の絵よりはいい、と手前味噌。

 宇津木選手のボディは細くも強靭だ。腹筋、背筋、体幹、そしてパワフルな脚力。ふふっ、そのボディを実際に見たことはないが、勝手にそう思っている。大柄な外国選手に果敢に挑み、ボールを奪った瞬間に、相手の身体を利用して(壁にして)反転(相手を背に)して味方にパスを送り出す。

  決勝トーナメント初戦VSオランダ戦は、本来の守備的ミッドフィルダー(ボランチ、センターハーフ)で出場。翌日の東京新聞「なでしこeyes」で大滝麻未はこう書いていた。「特に素晴らしかったのはボランチの宇津木選手です。状況ごとにバランスを見極めてベストの選択をしていた」。時にわざと弱いパスを味方に出し、敵を引きつけスペースを空ける。こんなことが出来るのは〝なでしこ〟だけです。とも記していた。女子サッカーは強引に誰かのファンになると、テレビ観戦が倍に楽しめるようです。


コメント(0) 

頑張れ!錦織圭選手 [スケッチ・美術系]

backsht2_1.jpg ドイツ「ゲリー・ウェーバー・オープン」準決勝。錦織圭選手は5ゲームで脹脛(ふくらはぎ)故障で試合を放棄。数時間に及ぶ激しいテニスのトーナメント。故障なく闘い抜く難しさ。

 先日のテレビ特番で、マイケル・チャン夫人が圭選手の母親にチャンのアドレスをレシート裏に記して渡す「再現ドラマ」が放送された。そこから生まれた関係で、圭選手の大躍進が始まった。さて、彼の脚の故障は、来る「ウィンブルトン選手権」までに完治するだろうか。追記:23日の新聞で練習を再開したとあった。

 それを祈りつつ、彼の華麗なプレイのひとつ、バックショットを描いた。絵のように右側で抜いたり、股抜きショットだったりと状況で変化する。

 絵は従来の描き方から脱皮の試み。今回はボールペンや万年筆黒インクなしの「エンピツ・デッサン+着色」だけ。


コメント(0) 

並揚羽下(げ)に堕ち行く日本かな [スケッチ・美術系]

namiageha1_1.jpg この季節になると、ベランダのチェリーセージの蜜を吸いにナミアゲハ(並揚羽)が遊びに来る。

 そうした季節変化に関係なく、テレビニュースは今日もイヤな事件を報じている。親殺し・子殺し・同級生殺し・借金がらみの殺人・イライラして見知らぬ人も包丁で刺す。老人を餌食にする詐欺の多いこと。先生と呼ばれる教師・教授・市議・町長・県議らの破廉恥も多い。国会議員はさらに姑息・卑劣な感もする。そんなニュースばかりが流れて、少年少女らは〝清く正しく 〟生きて行けるのだろうか。

 日本の世情は年々悪くなって〝並から下〟に堕ちている気がしないでもない。慎ましく〝並〟で充分じゃないか。そう思えば変な欲も湧かず、犯罪も半減するやもしれない。強国になろうとすれば武力頼りになる。だが〝並でいい〟と思う方が、武器を持つより強い心を持っていたりする。

 そんな事を思いながら〝並揚羽〟を描いたが、なんだか「塗り絵」みたいで〝並〟にも至らない。


コメント(0) 

ほころびて濡れて明日咲く金蓮花 [スケッチ・美術系]

ametuyu1_1.jpg 梅雨が始まった。雨がナスタチウム(金蓮花)の蕾を濡らし、露を湛えていた。露をよく見ると周囲のプランターの草を、ベランダの白い壁を、その外のビルを宿していた。

 露は不透明水彩なら描き易いが、透明水彩では白や光は画用紙の白地を生かす(色を塗らない)ことで表現するらしく、あたしの技量では描けない。絵は拙いが、艶っぽい句が生まれた。「ほころびて濡れて明日咲く金蓮花」。

 ブログ更新毎に、こうして何らかの絵を描き続けていれば、絵の腕も明日にはちょっと咲くだろうか。


コメント(0) 

なでしこは宇津木選手がいい。 [スケッチ・美術系]

utugie_1.jpg なでしこジャパンは、そんなに強くないと思う。サッカーの事は詳しくないが、あの監督のテレビ狎れ、マスコミに媚びた(ウケを狙った)顔がとても嫌いだ。あの監督は、なんであんなにニヤケているのだろう。ピッチで闘っている選手に失礼じゃないか。外国チームにはキリッとした女性監督がいる。男子の日本代表監督も厳しさがある。なでしこジャパンは、そうした監督に代えないと、次のステージには上がれそうもない気がする。

 そんな感じでテレビでサッカーを楽しんでいるが、男子も女子も特別に好きな選手はいない。で、先日のカメルーン戦を観ていたら、左サイドバックの宇津木瑠美選手を眼で追っていた。動きがキレてシャープで美しかった。今26歳で、5年も前からフランスのモンペリエなんとかに所属とか。

 彼女のサイトを見たら筋力トレーニング中の写真があって、予想した通りシェイプアップされたボディをしていた。ミーハーじゃないから、それ以上の事を知ろうとは思わないが、今度も「なでしこジャパン」のテレビ中継があれば、あたしの眼は宇津木選手を追っているような気がする。エッ、明日は先発メンバーじゃない。(追記1)まぁ、男子も女子も不甲斐ないことよ。(追記2)6月24日に「宇津木選手、頑張れ!」。6月29日に「宇津木選手、最優秀選手賞」と続きます。


コメント(0) 

ハンドルの折り畳み [スケッチ・美術系]

oritatami1_1.jpg 折り畳み自転車のハンドル折り畳みが、とても良く出来ている。玄関内に自転車を置く時は、車体は畳まずにペタルとハンドルだけを畳む。ハンドルを折る角度が真横ではなく後方斜めに畳む具合になっていて、これで畳んだハンドルが車体にピタッと付く。巾をとらぬから狭い玄関でも邪魔にならない。

 ハンドルを垂直に戻すには、レバーを上げてフック固定する。実はその仕組みを知らずいた。パイプ下部に〝穴〟があり、レバーを上げるとシャフトが下がって穴へ挿入で固定される、と勝手に解釈していた。スケッチは対象をよく観察しないと描けない。座り込んでしげしげと仕組みを見れば、穴を貫くシャフトなどなくて、下部の凹みに上部の爪状フックが食い込んで固定する仕組みだとわかった。自分の勝手解釈、いい加減さが恥ずかしい。

 スケッチは〝観察と理解〟で成り立つ。ここから話しが横へ曲がる。「わ印」を描いた浮世絵師ら(ほぼ全員が描いていた)も、摩訶不思議なアソコを舐めるように見て、突っ込んだり引っ張ったりしつつ、とことん観察して描いたと想像できる。塗り潰されていない北斎や國貞らの「わ印」画集を幾冊か持っていて、その微細描写の凄いことよ。

 「わ印」と言えば先日、元総理大臣の細川護熙(もりひろ)が、目白の細川邸(永青文庫)で今秋に国内初の本格春画展を開催する旨を発表したらしい。大英博物館で展示された70点、細川家所蔵他で計120点を展示とか。同館外観は小さく「これで入場料をとるの」と思いながら入館したことがある。入ったら三階まであって意外に広い。来る芸術の秋は長蛇の列になろう。自転車に乗って観に行く。


コメント(0) 

髭剃り負けで、新剃刀を買った [暮らしの手帖]

kamisori2_1.jpg 某日、髭を剃っていて、数か所からポツンと血が出た。軟膏を塗った。やがてムズ痒くなって〝治り始め〟と思いきや、顔が赤くなった。「おまいさん、医者にお行きよ」。五十年余も髭剃りをしてきて、こんなことは初めて。歳をとるってぇと身体に何が起こるかわからない。皮膚科で「キンダベート軟膏0.05%」を一日二回塗れと言われた。

 逢う人ごとに「日焼け?」と言われた。五日ほどで赤味が引き、新しいカミソリを買った。T字型カミソリの進化型程度の認識で適当に選んだ。替え刃の方が高くて計五千円弱。「高けぇなぁ」と思った。

 買ったカミソリをしげしげ見れば、えらくデザインが凝っていて、初めてカミソリに興味を持った。そも髭剃りとは? 電気シェーバーに回転式と往復式があって、剃刀がある。求めた剃刀は「プログライド フレックスボール パワーホルダー P&G」なる名で、「ジェレット史上初のフレックスボール搭載。フェイスラインに密着しジェレット最高の剃り味を実現」なる惹句が躍っていた。たかがカミソリで大仰な!と思った。

 性能解説を見ると、絵のようなことらしい。商品開発のデザイナーがウヒッヒッとうれしそうに凝ったデザインをし、コピーライターの悦に入った姿が浮かんできた。あたしは五十年余も髭剃りをしてきて、初めてこの種のカミソリと、「カミソリの使い方」を知りたくなった。

 ●髭剃り中にコマメに剃刀を洗う。●目詰まりした刃はお湯で洗い流す。●熱湯消毒は八十度以下で。それ以上に熱いとプラスチックが変形する。●替え刃は二週間毎。●逆さ剃りはダメ。●肌と髭を水か湯で濡らす。理想はウエットシェービング剤がいい。

 髭剃りを安易に考えてきた罰が当たったらしい。今後は心して髭剃りをしようと思いつつ描いたが、凝ったデザインなので上手く描けぬ。二度三度と描き加えた。


コメント(0) 

EcoC7にボトルセット [スケッチ・美術系]

hook2_1.jpg 今の自転車に乗り始めた当初は、幾つかのバッグを試した。収納は水、タオル、地図、財布、携帯など。だがお気に入りバッグはなく、結論は走行中は「バッグなし」がベストってこと。

 地図は必要頁をコピー。他はポケットに収め、カメラはベルトにセット。残るは水。熱中症対策にマメな水分補給は欠かせない。スポーツ系自転車にはボトルセットの穴があるも、あたしの自転車にはそんな気の利いた〝穴〟はない。

 自転車屋のパーツ売場をうろついていたら「ホルダー金具」「ボトルケージ」「自転車用ボトル」があった。これを絵のように右斜めにセットし、走行中に右手でセットアウト・インが楽に出来るようにした。「ホルダー金具」はもうひとつを折り畳めるハンドル縦軸にセット。ポタリング中の買い物ビニール袋をここにひっかける。名付けて「買い物フック」。走行中に携帯が鳴って「日本橋を走っているのなら〝神茂のハンペン〟を買ってきて」「帰りに四谷わかばの〝たい焼き〟を買ってきてぇ」なる求めにも、これでバッグなしでも対処できる。

 初めて自転車を描いた。初めて描く対象にはちょっとドキドキする。先日テレビで自転車ブームを支える「自転車コミック」の漫画家が紹介されていた。直線や風の流れを定規を滑らせながらサッサッと真っ直ぐな線を描いていた。あたしも真っ直ぐな線に定規を用いた。自転車ボトル、ビニール袋をセットした場合を「赤ペン」で描き加えた。


コメント(0) 

等々力渓谷と水彩紙 [スケッチ・美術系]

todorogi1_1.jpg 「おまいさん、家ん中で絵と読書ばかりだと豚になっちゃうよぅ」。そう言われて、梅雨入り前に未だ行ったことがない「等々力渓谷」へ自転車を駆ることにした。「自転車ナビ」で約1時間、13Km、消費カロリー272Kcal。まぁ、自転車で1時間も走れば、概ね東京の端っこまで行ける。

 東新宿から初台で山手通りへ。池尻大橋から玉川通り。三軒茶屋・上馬・駒沢公園へ。ちょっと迷ったが東急大井線「等々力駅」着。駅際の踏切を渡った所に「等々力渓谷」入口の階段。自転車を止めて渓谷へ降りた。

 赤いアーチの「ゴルフ橋」下から歩き出す。水は数センチで淀み気味。テレビで観るほどには深山の趣はなし。崖上に建物があり環八も走っている。途中に「野毛公園の古墳」案内板。ダイエット中のあたしは歩かねばならぬ。急階段を登って野毛山へ。新宿の戸山公園・箱根山にそっくりだった。渓谷に戻って横穴古墳を見学しつつ終点「等々力不動」を参拝。この先は多摩川だが渓谷約1㎞を引き返し、アーチ橋辺りを簡単スケッチ。

 往きはよいよい帰りは辛い。太ももがツリそう、ケツも痛い。なんとか帰還して休憩なし往復4時間。体重を計ると1キロ減。かかぁが「やったね」とミルクをくれた。あと4㎏は痩せたい。

 今までの絵はすべて〝学童用スケッチブック〟だった。しかも大・中・小と買ったので、すべて描き切ってから「本当の?水彩紙」と思っていた。画家はフランス製「アウシュ」なる1万円もする紙で描いているらしいが、一般アマチュアは一冊20枚綴り(ノートタイプ、ブロックタイプ、カット版あり)で数千円(「ワトソン」など)を使っているらしい。

 学童用を使い切ってからと思うが、こっそりとミューズの水彩紙(B5版15枚580円)でスケッチ。自宅に戻ってからの着色だが「ふむ、着色感がまったく違うじゃないか。こうも違うか」と驚いた。これがもし高級水彩紙だったら、どんなに上手く描けただろうか(笑い)。水彩筆もピンキリであたしのは4本セットの初心者筆。死ぬまでに高級水彩紙、水彩筆で描いてみたいが、きっと手が震えて描けないだろう。


コメント(0) 

錦織圭、次を期待。 [スケッチ・美術系]

nisikori3_1.jpg 2日夜、錦織圭の全仏オープン準々決勝のテレビ中継が始まった。テレビを観ようとしたが、負けているようでもあり、眠さに負けて寝た。夜中2時過ぎにふと眼が覚めた。もしやとテレビをつけたら、中継アナの声が弾んでいた。アラッ! 眼を開けてテレビに見入った。2セット負けた後の4セット目を闘っていて勝った。そしてフルセット勝負。蒲団から起き上がってテレビに見入った。

 4強入りは逃がしたが、素晴らしい闘いだった。まだまだ強くなるだろう。エンピツ2分+ペン2分+着色2分。次の大活躍に期待して、また寝た。


コメント(0) 

透明水彩絵具25色へ [スケッチ・美術系]

toumeisuisai_1.jpg 初透明水彩画「大島シリーズ」は12色だった。帰京後に6色を追加、さらに7色を加え25色になった。パレットもアルミ製30色仕切り。これは先日(31日)の小笠原沖地震で、本棚上に積んでいた荷風全集の一冊がまた落ち、プラスチック・パレットを直撃(本の落下は3.11以来で、今度こそ机下を整理整頓し、本棚上から天井まで積み上げた荷風全集、荷風関連書を机下に収めた)。よってパレットも丈夫なアルミ製がいいとした。

 この際に「パレット25色配列&色見本」を作った。色が増え、色見本表を作り、アルミ製パレットにしたからといって、絵が上達するワケでもない。それでも写真に頼らぬ(絵による)ブログへの試みが一ヶ月も続いた。さて、次は何を描きましょうか。


コメント(0) 

あぁ、日本が変わって行く [政経お勉強]

abe2_1.jpg 国会・衆議院で安全保障関連法の審議が5月26日から始まったが、当日のNHK中継はなかった。これでは〝公共放送〟とは言えず、存在理由もない。

 NHKの審議中継は翌日から二日だけ。<「我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊法等の一部を改正する法律案」及び「国際平和の共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律案>の審議。 

 中継二日目は、昼にプツンッと番組が切れた。総理大臣がガキみたいに「早く質問しろよ」と問題ヤジを放った後だ。スポーツ中継で時間切れなら系列局で中継続行だろうが、NHKの意識はその程度、いや意図してか。審議中継を観れば「まっ、そんなにお粗末な拙速法案で、日本の行く道が決まってしまうんだ」と怖くなってきた。審議は80時間続くそうだが、その後の中継はなく、審議日程もわからない。

sori1_1.jpg そうやって国民、庶民が知らぬ間に〝大事な何か〟が決まって行く。国民も政治に無関心で、投票に行く人も少ない。政治家もなんだか「政(まつりごと)」というより生活手段として議員をやっている感もする。

 そんな主役をテレビからスケッチすれば、かかぁが「そんなにいい男じゃないよ」。人の顔を描くのは初めてで要領をえぬ。技量不足、拙く未熟だが、現内閣が言う「平和」=「武力」と同義語で、「積極的武力主義」ということはわかる。

 あたしらの世代は反体制、カウンターカルチャーで生きてきたが、今はそんな内閣にも迎合する人が多いらしい。「積極的平和主義」が本当は「積極的武力主義」で、「リスクは増大する」とハッキリ言えばいいのだが、何かを隠そうとするからワケがわからなくなる。その人をもう一度描いたら〝もののけ〟っぽくなってしまった。

 追記)新聞報によると、6月4日の衆議院憲法審査会で「自民・公明・次世代」推薦、「民主」推薦、「維新」推薦の3有識者の参考人質疑が行われたそうな。他国を武力で守る集団的自衛権を柱にする安全保障関連法案について、全員が「憲法違反」と表明したとか。


コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。