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ほころびて濡れて明日咲く金蓮花 [スケッチ・美術系]

ametuyu1_1.jpg 梅雨が始まった。雨がナスタチウム(金蓮花)の蕾を濡らし、露を湛えていた。露をよく見ると周囲のプランターの草を、ベランダの白い壁を、その外のビルを宿していた。

 露は不透明水彩なら描き易いが、透明水彩では白や光は画用紙の白地を生かす(色を塗らない)ことで表現するらしく、あたしの技量では描けない。絵は拙いが、艶っぽい句が生まれた。「ほころびて濡れて明日咲く金蓮花」。

 ブログ更新毎に、こうして何らかの絵を描き続けていれば、絵の腕も明日にはちょっと咲くだろうか。


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