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伊豆大島3「アカッパゲ」 [週末大島暮し]

akappage1_1.jpg アカッパゲ(赤禿)を描いた。サイクリングロードと車道が坂を登って視界から消えている。そこが面白いのだが、それが上手く描けない。エンピツからボールペンのデッサン。描き直し三度目で着色した。

 ここから望むアカッパゲは迫力がないも、実際にアカッパゲ先端に立てば断崖絶壁。地球の曲線がわかるような壮大絶景なり。昔々、悪さを繰り返した流人が簀巻きにされてここから投げられた、と何かで読んだ記憶あり。

 今は自転車の大ブーム。あたしも東京では自転車乗りだ。島友Hもとっかえひっかえ新たな自転車に乗り始めている。そんなブームを反映して、大島にも自転車乗りが大勢やってくる。坂道が多い大島は〝チャリダーの聖地〟とか。坂にアドレナリンを滾らす彼らが駆る自転車は、あたしの中古軽自動車より高額だ。

 昨年12月のブログに「サンセットパームライン小史」を記した。昭和12年にハイキング道路として、そして昭和62年に自転車道を拡張して、その名も「サンセットパームライン」に命名。その意では自転車ブームを先取りしたのだから、大島は釣り客、ダイビング客に次いで自転車乗りの集客にアイデア&サービスを積極展開すれば、より多くの自転車愛好家の来島が望めよう。来年1月にはアジア自転車競技選手権のロードレースが大島で開催とか。島として、どこまで盛り上げられるか、集客できるかに手腕が問われよう。

 そんなことを思いつつスケッチしていれば、磯岩にキジがいた。今回の大島では至る所でキジを見て、キョンも見た。自然界にも何らかの変化が起こっているらしい。明日は「キジとキョン」。


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