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伊豆大島6「新鮮野菜と花」 [週末大島暮し]

wat1_1.jpg 大島はガソリンをはじめ全物価が高い。船で運ばれてくるから当然なのだろう。島ゆえ魚が豊富・安いと思いがちだが、そうは問屋が卸さない。地魚が少ない。新宿暮しで魚が食いたければ、小田急ハルク地下へ行けば全国の旬の魚が揃っている。

 島では意外に思われるが、野菜が新鮮で安い。野菜即売場「ぶらっとハウス」があって、農家さんが早朝出荷で、島民が開店同時に列をなす。あたしらは大島で大輪の「ハナオクラ」を食らう愉しみを知った。芋状根菜「ヤーコン」を段ボールで新宿へ送ってもらったこともある。明日葉やキヌサヤは特産で大島土産になる。この時期は夏野菜の苗も売り出される。西瓜の苗を植えておくと、夏に島に来た時にゴロゴロなっている。

 そしてなにより安いのが花だ。今回は「カラー」3本300円を買った。東京なら1本3~500円だろう。市場を経ないとかくも安く元気だ。またこの時期には我が家周辺には「ワトソニア」の白い花が咲いている。南アフリカ原産で、英国の植物学者ワトソンにちなんだ名とか。実はこの地は昔は「ワトソニア」栽培地だったらしく、ロッジ建築当初は庭を掘れば球根が続々と出てきて、それが今も生きている。

 スケッチは「ワトソニアとフリージア」。最初に白い大輪の花「カラー」を描いたが、白を塗らない透明水彩で白い花を描く技量があたしにはなかった。


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