SSブログ

伊豆大島7「岡田漁港」 [週末大島暮し]

okadagyokou1_1.jpg いやはや難しいスケッチだった。多くの線が複雑に交差して遠近法もままならぬ。描く姿なんぞ人に見られたくないから、鉛筆5分+ペン5分でデッサンを終了。着色と仕上げはロッジでやった。己の絵を見て、早くもワンパターンっぽいと反省した。大島シリーズが終わったら、他の描き方もやってみたい。

 かかぁの新宿の友達の息子らが、船釣りに凝っている。釣りに行った夕方は必ず電話があって、釣果のお裾分けに預かっている。その息子らが最近になって伊豆大島に通いだしたが、お裾分けの電話がさっぱり鳴らぬ。きっと釣れないか、大物狙いなのだろう。

 友人おばさんは、大島ロッジに二度ほど泊まっている。息子らの釣りグループはどこに泊まって、どこの船で釣りに出ているのだろうか。おばさんにはよく会うが、息子にはなかなか会えず、大島釣りの詳しい話はまだ聞いていない。

 岡田漁港スケッチは実力が試されそうだ。春と秋の二度、五年で十枚も描けば多少は満足できる絵になるだろうか。漫然と描くのではなくテーマを絞り込まなければいけない。色使い、筆使いをもっと多彩にしなければいけない。

 水彩画入門書をみると、透明水彩画には「テッシュペーパーの使い方」「洗い出し」の技法があり、さらには「スクラッチ(削る)」「マスキング(覆って白を残す)」「クロスハッキング(エンピツやペンの斜線で濃淡をつける)」「ウォッシュ(濡らし流しつつの着色)」「ウェットインウェット(塗れた色の上に濡れた色でにじませる)」「グレイジング(乾いた色の上に重ね塗る)」などの技法もあるそうな。

 むろん、それら技法のトライも今後のこと。絵の道へ進み込むのは容易じゃない。かかぁの友人の息子らの大島船釣りが、満足な釣果を得るのは一体いつになろうか。


コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。