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伊豆大島5「岡田港のエギング」 [週末大島暮し]

0kadaturi2_1.jpg 早朝、岡田港へ写生に行った。堤防で若いカップルがエギングをしていた。釣果を伺うと保冷バッグを指さす。旨そうなアオリイカが入っていた。

「僕もエギング用具を揃えたが、まだ一杯も釣れていない」と告白すれば、「最初の一年は僕もそうだったよ」と言い、「3時~6時にヒット率が上がるから一緒に釣ろうよ」と誘って下さった。

 港でデッサン二枚後、ロッジに戻って久し振りにエギング竿を引っ張り出せば、かかぁが「おまいさん、まだ草刈りが済んでいないよぅ」。半年振りの草刈機エンジンが動くはずもない。試みに始動ロープを引っ張れば、なんと「ブルルッ・ブルンブルン」と小気味よく唸り出したじゃないか。これはやるしかない。

 結局、スケッチ着色もエギングにも行けずに雑草刈りに奮闘。誘ってくれた若いカップルに「ごめん・ごめん」と謝りながら庭仕事に汗を流すことになった。翌日、エギングの仕度を整えて岡田港に行くも、彼らにはもう逢えなかった。

 堤防スケッチに若いカップルのエギング姿を描き加えて着色した。相変わらず木々(森)が描けぬ。海を描く難しさも知った。それでも悩みつつ筆を動かしていると「あぁ、そうか」という要領を一つ二つと覚えることになる。エギングもスケッチも始めたばかりで、面白くなる域には未だまだ入っては行けない。


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