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大島牛乳とソフトクリームと [週末大島暮し]

simanousi1_1.jpg 大島に着くと、まず野菜即売場「ぶらっとハウス」へ。野菜を仕入れた後に、概ね大島牛乳のソフトクリームを舐める。気分次第でアイスクリーム。大島バターを購う場合もある。女性陣の買い物は長いゆえ、あたしはソフトクリームを舐めつつ牧場を眺める。眼は牛ではなく野鳥を探している。小さい野鳥なら双眼鏡が必要だが、大きな鳥ならキジ、アマサギなどに出会える。

 大正~明治初期の大島は、乳牛の島だった。昔の「島新聞」にはホルスタイン種の優良牛表彰記事が載っていたりする。大島牛乳は2007年に撤退したが、有志が新会社を興して軌道に乗せた。

 昔、大島が「畜産の島」と知っても驚くに値しない。あたしは新宿在住だが、明治中期~大正初期には現・新宿末広亭の靖国通り側に「牧場」があった。芥川龍之介の養父が経営する「耕牧舎」。牧場移転後に遊郭ができ、今は近くにゲイの天国・新宿二丁目がある。新宿「牛込」だって、牧場の名残りだろう。自転車散歩をしていれば「牧場跡の碑」に出会ったりし、「おぉ、昔はそうだったか」と思う。

 かかぁの「ソフトクリームを持つ手」を写真に撮れば、「それなら、もっと盛りましょうか」と。「いえ、ありのまま」。この絵を見たかかぁは「あらっ、こんなに盛られていなかったわ」。あたしはダイエット中ゆえミニ盛りで充分。価格はうろ覚え。

 牛の絵にソフトクリームを添えたワケは、同じく20年余も島通いの友人が先日「元町に旨いソフトクリームがあったよ」との電話に、冒頭記述通りのことを言えば「へぇ、前からあったんだ」と驚いた。島のことは〝暮らし様〟で知ること・知らぬこと様々。彼のサイトは左にリングしている「つくって、つかって、つないで」。素晴らしい島暮しをしている。クリックでカテゴリー「島」を見て下さい。


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