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煙突へ絡む枝葉の切り落とし [週末大島暮し]

tentotu1_1.jpg 薪ストーブの煙突に、桜の枝葉が絡み付いていた。秋のストーブ稼働を思えば、枯葉に火が燃え移る危険もあろう。当初はチェーンソーで木を伐採と思っていたが、それも大ごとで「高枝ノコ」で切り落としてみようと思った。

 東京のホームセンターで「高枝ノコ」を見れば、数千円から1万円余まで各種あり。島で安いのを購入と思ったが約7千円の品だけ。そこで隣家より長い垂木を借り、「くぼごん」で格安ノコと針金を求め、垂木先端にノコを括りつけた。

 ノコが格安過ぎか、ヘナッと曲がってしまうのを騙しだまし、かつ軟弱な肩の筋肉を励まし、膝の屈伸も加えつつ幾本もの枝を切り落とした。「ここまで切り落とせば、秋に薪ストーブが愉しめるだろう」と満足気に見上げれば、今度は屋根の垂木覆い?の板が弱っているのに気がついた。貧乏隠居には、業者を頼んで足場を組んでもらう余裕もなく、これまた垂木に刷毛を括りつけて防腐剤を塗りましょうか。

 ロッジを建てた若い時分はチェスト、ベンチ、椅子、棚などのDIY仕事が愉しかった。しかしロッジがボロくなってくるとメンテナンスで目一杯。併せてこちらの身体にあちこちとガタが来た。手当しつつだまし騙しで生きている。

 ボロ小屋暮しも、老いた身体との付き合いと同じく、ガタとだまし騙し上手に付き合って行くことに〝暮らし方の極意〟がありそうな気がしてきた。(6月下旬の島暮しの思い出1)

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