小綬鶏が玄関に居る鄙暮し [週末大島暮し]
ロッジに居れば、大鳴声「コッチコイ!」が響き渡るも、その姿をなかなか見ること叶わず。そこで幾羽の小綬鶏が出没するという東京郊外・府中の浅間山(せんげんやま)公園まで行ったことがある(下写真)。玄関に小綬鶏で長年の謎が解けた。久し振りに島へ行けば、玄関床に鳥の白い糞あり。「そうか、犯人はコヤツだったか」と。
なお小綬鶏は昭和14年9月の「島の新聞」に「昨年に放した小綬鶏の繁殖全島で分布し~」の記事があり、昭和13年に放鳥されたものと推測される。
野鳥話題をもうひとつ。静かになったロッジ・ベランダで寛いでいれば ♪特許許可局~トッキョキョカキョク~」。その鳴き声はホトトギスに違いない。スマフォで「伊豆大島 ホトトギス」で検索すれば「グローバルネイチャークラブのガイド日記」の写真と記事がヒットした。
ウグイスの抱卵時期に〝託卵〟すべく5月中旬頃に島に飛来とか。双眼鏡を手に鳴き声方向に車を走らせたが、姿を見ることは叶わず。だが白っぽい腹に横線模様の鳥が、上空を一直線で飛んで行く姿を見た。「うたた寝にその鳴き声ぞホトトギス」
ウグイス、ホオジロの囀りは終日響き渡り、斜め隣家の屋根はイソヒヨドリのお好み場だ。野鳥に加え「グバッ・グワッ」の野獣声方向を見ればタイワンリスがいて、キョンの親子も歩いている。
「あぁ、鄙なる暮しよ」と思えば、今朝のテレビで山形県鶴岡市の民家の玄関に熊出没の映像が流れていた。熊の心配はないが、かくも大島の鄙な暮らしです。(6月下旬の島暮しの思い出2)
★メモ:「生類憐みの令」(魚鳥類の令は貞享4年・1687)の際に江戸などで集めた鷲、鷹、雉子などが宝永5年(1708)まで20年余にわたり大島で放鳥された。(Weblio辞書)ホントかいなぁ~。
2017-07-14 09:37
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