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巨大生物出現、いやヒヨドリ群翔 [伊豆大島の鳥たち]

hiyodorimure6_1.jpg 野田浜から万立に向かって海岸線を歩いていたら、遥か前方の岸際海面から沖合に向かって黒い塊が素早く移動して行くのを見た。ジェットフォイル艇に乗ると「巨大生物に遭遇する場合がありますのでシートベルトをしっかりお締め下さい」なぁんて船内アナウンスがあるものだから「ありゃ、巨大生物出現」と瞬時に思ったもの。いや、謎の潜水艦かもしらん…とちょっと興奮した。翌日、もっと近くでその正体をシカと写真に収めることに成功した。まずは海上を飛ぶヒヨドリの群れを撮った(写真上)。それを見続けていると…

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 その大群が一気に急降下して塊になった。写真では横に長い塊だが、それはすぐに丸い塊になった。前日に「巨大生物いや潜水艦か」と思ったのがそれだった。大空を気持ち良さそうに飛んでいたヒヨドリの群れがなぜ急降下して塊になったかは、写真を見て納得できた。なんとヨットのマスト上空に猛禽類が飛んでいるではないか。写真はトリミングで外したが実はもう一羽飛んでいた。それはタカかチョウゲンボウか、いやハヤブサだったか…。

hiyodorimure3_1.jpg ヒヨドリの群れは乳ヶ崎に辿り着くと、危機脱出とばかりに「巨大生物型群翔」を解いて、一気に断崖の木々の中にもぐり込んだ。ヒヨドリのアップ写真は6月16日に至近距離の写真を載せているので割愛。

 

 

 

 

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宿題:チョウゲンボウとハヤブサ [伊豆大島の鳥たち]

cyougenbou1.jpg 今回の「伊豆大島の鳥たち」シリーズのラスマイは識別断定するには心もとない写真のアップ。最初は隣のロッジ屋根に止まったチョウゲンボウ(長元坊、タカ目ハヤブサ科)らしき鳥。止まっていることに気付いて1ショット撮った瞬間に飛び立ってしまった。猛禽類ならではのガッシリした黄色い脚と黒い爪、胸の縦斑、眼の下の黒い斑、ちょっと嘴先端も黒青っぽい。チョウゲンボウに間違いなしと思うが、この1枚だけで判断するのもどうかと思う次第。次の不確実カットは別の猛禽類の飛翔写真。下面が白っぽく、細かい横縞がある。頬下の黒班、翼の先がすぼまっていることからハヤブサ(隼、タカ目ハヤブサ科)と思うが、やはりこの1枚で判断するわけにはいくまい。あたしには共に初見初撮りでライフリストに数えたいが、今後の楽しみにしましょ。そしてロッジ前の三峰山の高い杉に止まっているかも…と大島動物公園の飼育員さんにアドバイスされた「カラスバト」が撮れなかったことも残念至極。これも今後の楽しみになった。

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薄にスズメ、梢頭にメジロ [伊豆大島の鳥たち]

suzume5.jpg 実は目下、新宿・大久保の7階マンション自宅のベランダのローズマリーやチェリーセージに数羽のスズメが毎日遊びに来ている。昨年のマンション大改修工事で来なかったがメジロも遊びに来る。そのメジロが野鳥に興味を持ち出したキッカケのひとつ。そんな訳で改めて「伊豆大島の鳥たち」でスズメやメジロをアップでもないだろうが、島は島なりにスズメもメジロも眼や耳を楽しませてくれる。スズメはロッジ前の空き地に群生したススキの穂に群がり、鳴き声に振り返ればロッジ裏の枯れた梢頭にメジロがいたりする。島のメジロは亜種シチトウメジロでしょう。「チューベイ・チューベイ・チュウチュウベイ」と鳴いているそうな。それはともかく野鳥って健気に一生懸命に生きていると思いませんか。あたしは生きることに少々倦み気味でございますが。


幻のホシゴイと二枚目ハクセキレイ [伊豆大島の鳥たち]

hosigoi3.jpg キセキレイを撮った水場ポイントに迂闊に近づいた途端、大きな羽ばたき音を残して飛び立った鳥がいた。ファインダーを覗く間もフォーカスする間もなく連写。後でパソコン・モニターで見れば、黄色い脚を尾の後ろに伸ばし、薄茶色の羽に白の点々…。たぶんゴイサギの幼鳥(星ゴイサギ)ホシゴイでしょう。島にいるのがわかれば、改めて写す機会も巡ってきましょう。撮り逃がしてガッカリしていたら、ハクセキレイが間近に寄ってきてくれた。同種は何度も撮っているが、これはキリリッとしたなんともハンサムなハクセキレイです。 ★一昨日、新宿御苑に行きましたら、マガモをはじめの水辺の冬鳥が賑やかになっていました。天気の良い日に本土東京の鳥撮りを再開しましょ。

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ホオジロや隈取り面に負けぬ見栄 [伊豆大島の鳥たち]

hoojiro2.jpg この時期(10月下旬)、島の至るところでホオジロを目にした。五月は梢頭で囀っていた(繁殖期で、この時期の主な採食は昆虫)が、秋は草の種を採食とかでススキの中にもたくさんいた。正面から見ると、写真のように歌舞伎の隈取り役者のようです。過眼線や顎線が黒く、眉斑と頬が白い。頬が白いから「ホオジロ」とか。一夫一妻で隈取り♂のそばには必ず、この模様が控え目(淡い薄茶色)の♀もいたようです。写真中はススキの種をついばむ♂の後姿と横顔。写真下は♀。★「RSS」というのでこのブログを見るてぇと、レイアウトがグチャグチャに崩れて写真も欠落します。「RSS」他で見ていただけたらと存じます。

 

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港々に〇あり…トビとミサゴ [伊豆大島の鳥たち]

tobi1_1.jpg 写真上は岡田港おなじみの「トビ」(鳶)。タカ目タカ科。「ピューヒョロロ」の鳴き声もおなじみ。止まっている時の尾はV型だが、飛ぶと三味線のバチ型か丸みを帯びる。トビのいるところ犬猿の仲のカラスもいる。別の日にはこの街灯下にカラスが十数羽で、トビは遠くのテトラにいた。夕方に元町「浜の湯」に浸かって上空を仰げば2羽のトビの羽ばたかぬ大飛翔を真似るカラスが十羽はいて、その上空ショーは見飽きることがない。

 misago1_1.jpg 岡田港でトビが去った後に同じタカ科のミサゴが上空を飛んでいた。こちらはトビの雑食に比し魚食専門。低空飛行して足でムンズと魚を掴む。今度はそのシーンをぜひ撮ってみたい。ミサゴの名は「水を探る」から、また水に突入する音「ピシャ」からの両説があるそうな。鳴き声は「ピョピョピョ…」と1節に10声とか…。環境庁の準絶滅危惧種にリストされている。ライフリスト92。


ウミウ、その瞬間 [伊豆大島の鳥たち]

umiu1.jpg ウミウは大島ですでに撮っているから、2度目はもっといい写真を…と思った。そこで「ケイカイ」磯でウミウを見つけたあたしは、岩陰に隠れつつ大接近。そうしたら目前でピュ~と例の白い糞を放出して飛び立った。ウミウは北海道・知床などで営巣し、秋になると南下。関東では城ケ島が有名な越冬地とか。大島のウミウは居残り派か、その南下してきた一派がさらに渡ってきたものだろうか…。ウミウに似たカワウは東京湾奥部に大繁殖していて撮る気もしない。その識別ポイントは黄色の嘴形状で、ここが大きく異なる。余談だが11月2日の朝刊一面で魚の「メバル」は実はアカメバル、クロメバル、シロメバルの3種がいる…と今頃になって発表されていた。目下、呉地正行著「雁よ渡れ」読書中だが、ここでもヒシクイとオオヒシクイの違いが最近になってわかり、その渡りルートも餌も違うと書いてあった。生物は識別が肝心のようです。写真下は飛び立った瞬間。

umiu2.jpg 瞬間といえば、昨日はテレビの大統領選挙を見ていて、負けたマケインさんの演説とオバマさんの勝利宣言を生中継・同時通訳で聞いた。黒人の大統領が誕生するとは、ちょっと前には想像もできなかったことで「あぁ、生きているうちに凄い変革を見た」と思った。あたしはもう年寄りだが、これからどんな大きな変化を目撃するんだろうとワクワクしてきて、もうちょっと長生きしたくなってきた。


モズが電線で鳴いている [伊豆大島の鳥たち]

mozu1.jpg 天気が悪く、光の塩梅が良くなくてハッキリ写ってはいないが、小さな猛禽類と言われる独特の嘴でモズに間違いなし。♪もずが枯れ木で鳴いている~ サトウハチロー作詞にある通り「秋~冬鳥」で、どこから島に南下して来たのだろう。叩きつけるように「チュクチュクチュク」と鳴き、高鳴きは「キィキィキリリ」だが他の鳥の鳴き真似も入ることから百の舌で「百舌」。止まったのはロッジ前の電線。我がロッジの後に建った周囲ロッジが家前の電柱から電気を引くものだから、あたしんチの前は蜘蛛の巣状に電線が張り巡らされて不愉快だったが、野鳥たちがここを「止まり木」替わりにして至近距離で撮れるものだから「まぁ、いいかぁ」って気分になってきた。モズでライフリスト91。

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  大島滞在中に島の冬恒例の強い「西の風」が早くも吹き荒れた日があった。スズメ、ホオジロらの小鳥たちが可愛く戯れていた(穂をついばんでいた)空地のススキも、かくの通り一日中波打っていた。 夜半も風の音、草木が打ち騒ぐ音、磯に打ち寄せる波の音、さらには家が揺れたんじゃないかと思う衝撃もあって「ひとごごち」しない。♪ザワワザワワ~と歌われる曲もあるが、自然の中で暮すということは、そういうことなんだな。逆に都心のマンション暮しでは車の騒音や絶え間ないパトカーや救急車のサイレン音にも慣れ安心して眠れるんだからイヤになってしまう。でも翌日の露天風呂「浜の湯」で島のご老人方が「昨夜の風は怖かったねぇ」なんて囁きあっているのを耳にして、「あぁ、ひとごこちしなかったのは何も都会人だけじゃなかったんだ」とちょっとホッとした。でも正直言ってナチュラリストにはなかなかなれんなぁとも思った。そんな夜、野鳥たちはどこでどう過ごしていたんだろう…。


群れないイソヒヨドリ [伊豆大島の鳥たち]

isohiyotate2_1.jpgisohiyotate3_1.jpg 磯のイソヒヨドリを遠くから何カットも撮ったが、ひょいと見上げると目前に止まっていたりした。左写真が全身ウロコ模様の♀で、右写真が胸や腹部がレンガ色の♂。ヒヨドリに似ていていることから「イソヒヨドリ」だが、実はツグミ科。ウチの斜め前ロッジ屋根に止まった♀を見ていたら、カラスのように二足飛び(ホッピング)もウォーキング(二足交互歩行)もしていて「あぁ、ヒヨドリとはやはり違うんだ」と思った。この時期、大島はまぁ、騒々しいほどヒヨドリが群れていたが、イソヒヨドリは常に一羽行動で対照的。磯のロンリ―バードって感じ。地鳴きは甲高く鋭く「ピ・ピィ・ピ・ピィ」、さえずりは「ピピピィョ~・ピピピピョ~」と鳴く。ライフリスト90。なお川内博著「大都会を生きる野鳥たち」によると80年代頃から磯から内陸部に進出するイソヒヨドリが増えてきた、とあった。


キセキレイが「チチンッ」と鳴いた [伊豆大島の鳥たち]

kisekirei6.jpg 鳥撮りを半年もすると「あぁ、ここに鳥がくるなぁ」という探鳥ポイントが多少はわかってくる。あたしはソコに近づくと、足音を消して忍び寄る。「サンセットパームライン」沿いだから、通り過ぎる車に目撃されれば「怪しい挙動」に違いない。富士五合目の奥庭荘、秦野・権現山などのバードバスとは違って、まるっきりの自然ゆえに人のちょっとした気配でも鳥はサッと飛び立ってしまう。そんなポイントでキセキレイを初見・初撮りでライフリスト89。 さて大島は富士山と同じ火山地質で水は地下浸透で川がないから、新鮮な水を欠かさぬバードバスを作ったら多くの鳥が集うのじゃないかと思う。あたしのロッジ庭にそれを作ろうと思ったが、定住しないと新鮮な水を毎朝あげることもままならず目下は断念。どこかの民宿で観察小窓付きの素敵なバードバスを作ったら、中高年の超望遠レンズ持参の鳥撮り人がドッと押し寄せるんじゃないかと思ったりもした。あたしはこのポイントで後日にハクセキレイ、イソヒヨドリ、そしてなんとホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)も見ることになる…。 おっと思い出した。島に来る前に新宿自宅にロス在住のアネさんが滞在していたが「あらっ、あたしんチの庭にはハチドリが毎日数十羽来ているわよ」と言ったのには驚いた。

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波と闘うクロサギがいた [伊豆大島の鳥たち]

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 伊豆大島は野田浜。ダイバーがスキューバのセットを始める前に、釣り人が磯場に降りる前に、誰もが眼前の雄大な磯と海の景色に見入るもの。あたしはボンベや釣竿ならぬ40D+100~400㎜レンズを懐に、初めて探鳥の眼で野田浜の海を見詰めた。ケイカイ方面からスゥ~と黒い鳥影。シルエットになったトビかなと一瞬思ったが、それは沖合の磯に止まった。黒い磯に黒い姿。探鳥の眼でなければ気付かなかったかもしれぬ。ムムッ、ファインダーから覗けは鮮やかな黄色の脚に黄色の虹彩(こうさい)。なんと、クロサギに間違いなし。波しぶき舞う磯に果敢に立ち向かう姿から一瞬、大磯のアオバト同様に海水を呑むかと思ったが、好物のカニを狙った採食行動なのだろう。幾度か波と闘っていたが、大波にやむなく飛び立った。コウノトリ目サギ科。調べてみれば岩の多い島しょ部の海岸岩棚や岩場に生えた樹木の上に皿状の巣を作るとあった。繁殖は春から夏。今年は子が育ったのだろうか。留鳥だから同じ磯で採食もしよから今後も楽しみです。17年間に亘って野田浜を見てきたが、初めて探鳥の眼で眺めてこその発見だったような気もする。ライフリスト88。今回の島暮しでは15種ほどの鳥撮影ができ、伊豆大島も三宅島に劣らぬ「バードアイランド」ではないかと認識させられた。しばらく「伊豆大島の探鳥」シリーズです。(探鳥期間は10月25日~11月1日)  

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フォーカスが定まらねぇ [伊豆大島の鳥たち]

kiji2_1.jpg バサバサッという重力級の羽ばたき音と共に低空を矢のように飛んでいったヤツがいた。慌ててカメラを見ればバッグから取り出した時にダイヤルが動いて満足な撮影モードになっていない。それでもシャッターを切った。野生化したクジャクかと思ったが、尾羽の横縞模様と地味な色からキジのメスかもしれぬ。実は数日前に同じ場所で同じ体験をして、今度こそ撮ってやろうと思っての失敗。場所は秘密…。

 ミャンマーのサイクロン、中国四川省大地震・・・自然災害の恐ろしさ。人為災害もひそんでいよう。一方、日本行政も滅茶苦茶。凶悪事件も増えた。新聞を開けば暗い気持ちになるばかりさっ。朝日の「ひと」欄に「のらねこ」写真集人気の元戦場カメラマンが紹介されていた。東京版には沖縄の“職業婦人”らを撮る写真家の作品を大学生らが編集出版し、収録されなかった写真の個展が銀座であるとあった。あたしのカメラのフォーカスも社会や世間や人を見る焦点も定まらねぇ。だからじゃないが昨日は「AF使いこなし大全」特集の大見出しが載ったカメラ雑誌を買った。

 


頬白は一筆啓上天に鳴き [伊豆大島の鳥たち]

hoojiro3_1.jpg 島暮しは鳥のさえずりに囲まれている。朝の目覚めもベランダのランチも鳥の鳴き声がBGMで、ウグイスは1年中鳴いているような…。次によく耳にするのが頬白(スズメ目ホオジロ科)。17年余の週末大島暮しで初めて400㍉を持ち込み、その正体をしかと撮った。「ピィ~ピピッピィッ~」だったか口笛で鳴き真似しつつ撮ったが、ネット調べをすれば「一筆啓上仕り候」「源平つつじ白つつじ」「札幌ラーメン味噌ラーメン」「ワッチミー!TV」などとさえずるそうな。今度は島に録音機を持ち込みましょうか…。

 島暮し前に井の頭公園に行った。鳥舎ん中で目の前を歩いていた鳥が突然に「○○○食い」と雄叫びをあげたのに心底驚いた。こいつがこの声の正体だったか。それはコジュケイで、その鳴き声は「チョットコイ」が有名だが、あたしは少年時分に不良の兄ちゃんから「○○○食い」と鳴いてんだと卑猥な言葉を教えられて、それが頭から抜けぬ。そのコジュケイも我がロッジ周辺でよく鳴いている。今回の島暮しでは海に抜ける小道で車の前に突然にツガイで出現し轢きそうになった。余りに急でシャッターチャンスを逃したが、写真は梢頭で天高くさえずっているカット。


離島にてあとひと飛びのキアシシギ [伊豆大島の鳥たち]

kiasisigi4_1.jpg サンセットパームライン・・・なんと素敵な名でしょう。元町から終点・野田浜手前のダイビングポイントがケイカイで、そこに我がロッジがある。その磯場右に小さな砂浜があって、そこに居たキアシシギ10羽ほどの群れ。チドリ目シギ科の旅鳥。漢字では「黄脚鴫」。島にはとてもよく編集された小冊子「大島植物図鑑」があるも、島の野鳥図鑑はなし。鳥はやはりバードアイランド・三宅島なのでしょうか。そんなワケで、ひょっとして大島初のキアシシギ写真です。旅鳥ゆえ、どこぞ遥か遠くの繁殖地から越冬の南へ渡る途中でしょう。さぁ、あとひと飛びで本土ですよぅ。野鳥に詳しいワケでもなく、そう想いつつ撮ったカットです。

 こう記した今日は金曜。土日が雨ってんで新宿御苑をウォーク。薔薇が咲いていただけで、あとは新緑のみ。雨の土日はデスクワークです。文字校正し、某仕事の原稿書きを予定。仕事に飽きたら織田久著「江戸の極楽とんぼ」の読書。冒頭に「なんで力んで生きる必要があるだろうか」とあって、気に入って読んでます。


トビVSカラスの攻防(その1) [伊豆大島の鳥たち]

ton&karasu1_1.jpg 伊豆大島の三峰神社と空港の境界上空辺り・・・。タカ科トビとカラスの空中戦。激しい飛翔ゆえフォーカスもままならぬまま撮った。この時期、カラスは子育てシーズン。子を守る親カラス。一方、トビは青年か老年か。この行為をモビング(疑攻撃)というそうな。両者のバトルを見つつ日本と中国、自民と民主、はたまた仕事の利や功を求めた闘いをも思った。

 そう言えば、昨日昼のこと。出力原稿を受け取りにバイクを走らせれば早稲田・大隈講堂脇が機動隊出動で騒然としていた。テレビなしの島暮しで世情に疎くなっていたが、胡錦濤国家主席が早稲田で講演でもするのかと推測したがその通りだった。日中の「互恵関係」の裏には利も功も絡んで牙を隠している。

※トビVSカラス(その2)は、2011-05-20でモビング連写・観察をレポートしている。


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