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水彩絵具・道具が欲しくなった [スケッチ・美術系]

sitanoike1_1.jpg 水彩風景スケッチの二枚目を描いた。初水彩画では、木々や草木をどう描いたらいいのやら~えらく戸惑った。今回も木々や草木は避けられない。新緑が目立つ木を描いたら松のようになってしまった。その下の「山吹」は黄色の花が咲き誇ってい、緑を塗った後で黄色の点々をつけた。

 うまくは描けぬが、端から〝手こずる〟と覚悟していたので、最初の時のように〝うろたえる〟ことはなく、それがせめてもの〝進歩〟だろうか。木々の省略描きついでに、実景(新宿御苑の〝母と子の池〟のさらに下の池)とは違ったように描いてみようと思った個所もある。

 今は橋の下から池の倒木まで泥が堆積しているが、当初はちゃんと水も流れていた。その頃によく鳥撮りをした。数羽のアオジが山吹の下で餌を啄んでいる姿を撮った。倒木手前でルリビタキを撮った。一瞬のことで撮り逃がしたがキクイタダキらしきも見た。池の向こう側からは、倒木手前で水を呑むシメやカワラヒワの群れも撮った。

 そんな事を思い出しつつ描いたが、実は絵具のことが何もわかっていなかった。事務所をずいぶん前にたたんだが、辞めた社員の机から各種絵具がゴソッと出てきた。捨てずに持っていた「HWC18」なる絵具は、蓋が開かずに容器が裂けたので捨てた。後で調べたら「ホルベイン透明水彩絵具=ウォーターカラー」とか。「固形水彩絵具(ケーキカラー)8色」もあった。これも透明水彩絵具と知った。

 もうひとつの絵具「HOLBEIN12色」で描いた。「ホルベイン・ガッシュ」という不透明水彩絵具らしい。おまけに満足な筆もなかった。水彩画の多くは透明水彩絵具で描くらしい。改めて絵具を、水彩筆を、パレットを購おう。「あんたは道具から入って、道具が揃う頃になるともう飽きているのよね」というかかぁの声を背に、新宿「世界堂」へ向かった。


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